チーム動画紹介第10回「F.C.Waragoma」

2007年05月01日

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waragoma_coach

 今回お邪魔したのは東京都東村山市にあるF.C.Waragoma。
代表の野村好輝さんとコーチの佐々木大輔さんにお話を伺いました。

写真向かって右が野村さん、左が佐々木さん

「F.C.Waragoma」ってどんなクラブ?

 東村山市を中心に、約70名の選手たちが所属しており、秋津小学校、化成小学校のグラウンドで土・日・祝日に活動しているクラブです。「長所の発見、発想、想像力を生かす」をテーマに、ボランティアコーチだけでなく父兄も一緒にサッカーを楽しんでいます。

最近の悩み
 東村山市は公のサッカーグラウンドがありません。小学校のグラウンドは時間制限があるため、長時間の確保が困難で、他のクラブをお招きすることができません。グラウンドが自由に使えるクラブなどに連絡をとって、こちらから出向いての練習試合がほとんどです。
 都会にあるクラブの共通の悩みだと思うのですが、近辺での公式戦会場は車の駐車制限があり、各チーム2台、時には車が使えない場合もあります。そんなときは父兄で乗合ったり1台で何回も往復したりと、助け合いの精神や学年を超えた父兄のコミュニケーションによって、このような悩みや問題を皆で楽しく解決するよう心かけています。

チーム作りで大切なことは
 子どもたちには、「挨拶をすること」と「嘘をつかないこと」を最低限のルールとし、子どもたちの自主性を尊重しています。練習は週末しかないため、練習のない日は子どもたちが自分でリフティングなどの自主練をしてきてくれているようです。また、チーム作りでも「自主性」を重んじています。標準化、パターン化された攻撃練習などは極力避け、特に攻撃は指導者が教えるのではなく、子供たちの判断で行われることを期待しています。
 私たちのクラブに父兄の「当番制度」はありません。父兄も自主的に行動しています。週末の練習にはお父さん方にジャージで来てもらい、練習を手伝っていただきます。塾のように子どもを「クラブに預ける」のではなく、大人全体で子供たちを見るのです。参加するお父さんたちは、子どもたち全メンバーの名前と顔がわかるくらいチームに解け込んでいます。

編集部コメント

 大人は子供に「自主的に行動する」ことを期待します。言われなくても子供が自ら準備をしたり、片付けをしたりしてくれたらいいなと。F.C.Waragomaでは、「当番制度」を廃止することで、まず大人たちが自主的に動くことを決めました。サッカーではゲーム中、次に何が起こるかを自分で判断することが求められます。つまり、子どもたちが自主的であることが重要です。またF.C.Waragomaでは、大人も子供も「自主的」な行動を習慣にすることで、自分たちが成長できる環境を自ら作っているのです。練習の動画をご覧ください。週末だけの練習で、あれだけのリフティングはなかなかできないのではないでしょうか。子供たちが「自主的」に平日練習したリフティングであることがご理解いただけるはずです。

(ジュニサカ編集部)

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