チーム動画紹介第34回「P.S.T.C.ロンドリーナ 大井FC」

2007年10月29日

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現役Fリーガーが指導するサッカースクール

 今回は神奈川県足柄上郡大井町で活動しているP.S.T.C.ロンドリーナ大井FCにお邪魔しました。お話を伺ったチーフコーチの阿久津貴志さんは、湘南ベルマーレフットサルクラブのゴレイロ。現役のFリーガーです。

写真は阿久津貴志さん

「P.S.T.C.ロンドリーナ 大井FC」ってどんなチーム?

 P.S.T.C.ロンドリーナは2000年に結成されたフットサルクラブです。2003年には、約1500ものチームが凌ぎを削った第8回全日本フットサル選手権で日本一になりました。
 現在、トップチームは湘南ベルマーレフットサルクラブへと移管し、P.S.T.C.ロンドリーナの名は下部組織が受け継いでいます。U-12カテゴリーは、大井町、秦野、横浜の青葉区、大船、そして平塚を拠点に、全5チームのフットサルスクールを展開しています。
 指導者は全て湘南ベルマーレフットサルクラブの現役選手です。大井町のスクールだけで生徒数50名。サッカー少年団に登録して参加する子もいれば、サッカー未経験の子たちも参加しています。※取材当日のコーチは、阿久津選手、大地選手、伊久間選手でした。

他のチームでも指導を受けている子どもに教える難しさはありますか。
 トーキックや足の裏を使ったプレーは、サッカーではあまり歓迎されませんが、フットサルでは必要なテクニックです。このようにサッカー少年団での指導と異なってくる点が出てきます。
 私たちの指導と少年団の指導とで、子どもたちが板ばさみになるのは可愛そうですね。そこでの兼ね合いが難しいことかもしれません。

チーム作りで大切なことを教えてください。
  今、勝ち負けにこだわるのではなく、ひとり一人が将来サッカー選手として勝負できるように育てたいと思っています。僕が小さい頃のサッカー少年団は、背の高い子がいたら、その子を中心にチーム作りをして、勝つことにこだわっていたんですよ。でも、そうなってしまうと将来、表舞台で戦える選手というのはごくわずかになってしまいます。力のない子、足の遅い子だって、この時期に身につけなければいけないものがありますから、それを伸ばしてあげられるような指導方法を心がけています。

指導する時に気を付けていることはありますか。
  アドバイスや注意をした子どもが、それを意識して変えていたら褒めてあげます。言いっ放しではなくて、その子が直そうとして一生懸命に努力をしている姿をしっかり見ていてあげたいなと思いますね。

編集部コメント

 午前中はトップチームの練習に参加して、夕方からはスクールの指導にあたるという多忙な毎日を送っている阿久津コーチ。湘南ベルマーレフットサルクラブのホームゲームには大勢の教え子たちが応援に駆けつけてくれるそうです。
「今までずっと一緒にいた子が、急に『サインしてください』とか『握手してください』ってくるんですね。お前、何年一緒にいるんだよ、そんなこと今まで一度も言ってきたことなかったじゃんって。(笑)」子どもたちにとって、華やかな舞台で活躍する僕らのコーチは、憧れであり、誇りなのですね。
コーチのデモンストレーションを見つめる子どもたちの真剣な表情が印象的でした。

(ライター 山本 浩之)

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