チーム動画紹介第47回「松戸旭サッカークラブ」

2008年03月03日

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目的意識を常に心がける

今回お邪魔したのは千葉県松戸市にある松戸旭サッカークラブ。代表の市川さんと監督の栗原さんにお話を伺いました。

「松戸旭サッカークラブ」ってどんなチームですか?

現在、選手数は幼稚園の年長から小学6年生まで含めて93名。松戸市立旭町小学校の生徒を中心に構成されたサッカー少年団です。チーム創設26年。もともとは小学校の教員から始まったチームですが、今はお父さんコーチが指導しています。練習日は土・日・祝です。それ以外にも松戸市でも行われるレイソルのサッカースクールには積極的に参加しています。サッカーが長く続けていけるように子供とコーチが一緒になり、練習に励んでおります。

チームを率いていく上で困っていることはありますか?
どこも悩みは同じかもしれませんが、チームの部員数減少があると思います。うちのチームもJリーグ発足時は250~300人集まった時期もあります。今では周辺地域にポスターやチラシを配ったり、インターネットを通じてホームページで告知したりしていますが、それがうまく働いてくれればいいんですがね。
高校サッカーなど見ていても、徐々に個人の差がないように感じています。それほどサッカーが本当に好きな子たちが多いということではないでしょうか。

グランドの確保についてはどうですか?
旭町小学校をメインに利用することができているので特に困ることもありませんね。また、すぐそばに旭町中学校、松戸馬橋高校があり、学校とグランドが一角に集中しています。もし小学校が使えない場合などは、お願いをして使わせてもらうこともありますよ。
ただ、小学校での練習の場合は、『子ども会』がソフトボールなど利用するので、私たちがグランド利用できる時間は午前の8時から10時の間です。時には朝7時から9時までという場合もありましたね。あまりこんな朝早くから練習しているチームは少ないのではないでしょうかね(笑)

チーム作りで大切にしていることは何ですか?
練習において、子どもたちには、目標を持ちなさいと教えています。例えば、リフティングの練習でも目的意識を持って行わせています。試合に関しては、もちろん市内や同じブロック内(松戸市、野田市、流山市)で勝つことができれば嬉しいことですが、やはりサッカーが長く続けていけるように楽しんでもらうことを重点に考えています。サッカーチームに小学生あるいは幼稚園児から所属する子どもたちにとって、本格的にスポーツにのめり込むきっかけとなるのがサッカーなのです。たとえ将来どんな道に進もうとも、われわれ指導者がサッカーを通じてスポーツの楽しさを子どもたちに教えることが大切だと思います。

編集部コメント

 しっかりと目的意識をもって練習に取り組むことは非常に大切なことです。その松戸旭サッカークラブの指針はひとつひとつの練習メニューからも伝わりました。まず、始めに足やボールを使わない練習をし、明確なイメージや感覚を子どもたちに植え付けることによって、目標につながる道筋をはっきりと描かせていました。そこで、いざボールを足で使ってトレーニングをすると、子どもたちも失敗はすることはあるが、「こういう風に抜いてやるぞ」「さっきは相手がこっちに行ったから次はこっちにくるぞ」など頭の中で考えながら、それぞれが目的意識を持ってトレーニングに励む姿がうかがえました。さらなる次のステップに向かって、新たな目標を持って今後もがんばっていってもらいたい松戸旭SCさんでした。
(ジュニサカ編集部)

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