コラム

試合後の食事で体のケアを

2012年06月15日

【試合直後はエネルギー補給を】
試合直後は水分のほか、エネルギー源をとることが大切です。食べやすいものとして、柑橘系の果物(オレンジ、キウイなど)やバナナがおすすめ。また、甘いものが食べたい選手にはカステラがいいですよ。固形物が食べられない子どもは、スポーツゼリーでエネルギー補給をしましょう。水だけ飲んでエネルギーの補給をしないと、疲れがとれないばかりか翌日のコンディションにも影響します。特に翌日も試合がある場合は試合後の栄養補給が重要です。

【夕食は食が進むものを選ぶ】
試合後の夕食は疲れていても食が進む料理を選びましょう。肉も野菜も一緒にとれる鍋料理(豚しゃぶ、水炊き、キムチ鍋など)はサッカー選手が良く食べている料理です。また、カレーや丼物も食が進みますね。ポイントは野菜も一緒にとること。疲労を取るための野菜は具たくさんの味噌汁やスープがおすすめ。疲れているときは胃腸の働きも低下していますから、試合後も消化が良いものを食べることで、早い疲労回復にもつながります。
「食事もトレーニングのひとつ」と言われるように、試合に合わせて何を食べるのかをしっかり考えることも強い選手になるために必要なこと。最高のコンディション状態で試合に臨めるようにポイントをしっかり押さえて食事をしましょう。そのためには、普段から「これを食べるとよく眠れる」「これなら胃もたれしないでしっかり走れる」といった自分流の食事を試しておくことも大切です。そのサポートはお母さんがしてあげてくださいね。

プロフィール

間宮 裕子(まみや・ゆうこ)

岐阜県多治見市出身、在住。本名、森裕子。 名古屋女子大学家政学部管理栄養士専攻卒。97年から02年まで名古屋グランパスに在籍。専門学校トライデントにて講師としても活躍。07年1月より再び名古屋グランパスで栄養アドバイザーとして所属している。 現在は自宅でスポーツ栄養勉強会や料理教室を開催する他、食育講演などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に『小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル』『小・中学生のためのジュニアサッカー お弁当バイブル』(ともにカンゼン刊)がある。公式ホームページはこちらhttp://syoku-de-smile.com/

近刊情報

『プロクラブを支える“食”ストーリー 名古屋グランパス 勝利の食堂』

Jリーグに栄養士がいなかった時代から、初の専属栄養士として名古屋グランパスを「食」で支えてきた間宮裕子氏が、サッカーファンや、食事にこだわる人たちの声に応える。ダイエット、貧血対策、ケガ予防、強い体づくりの秘訣が満載。スポーツを楽しんでいる人々、子を持つ親、スポーツ指導者、栄養士を目指している人に贈るグランパス流「勝ち食」ストーリー。

VOL44

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