コラム

『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』『僕らがサッカーボーイズだった頃~プロサッカー選手のジュニア時代~』発売記念! 宇都宮徹壱さん×元川悦子さんのトーク&サイン会の模様をお届け!!

2012年08月28日

トーク&サイン会を行った(右から)森哲也さん、宇都宮徹壱さん、元川悦子さん

トーク&サイン会を行った(右から)森哲也さん、宇都宮徹壱さん、元川悦子さん

 宇都宮徹壱さんと元川悦子さんが、8月24日(金)、東京・ブックファースト新宿店で『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』、『僕らがサッカーボーイズだった頃~プロサッカー選手のジュニア時代~』発売記念の「宇都宮徹壱さん×元川悦子さんトーク&サイン会」を行った。

 購入者限定で行われたこのイベントでは、サッカー通なファンの方々が集い、ファンの拍手で両著者が登場。司会は、『サッカー批評』の編集長であり、『フットボールサミット」の議長でもある森哲也さんの進行でトークショーが始まった。

 最初は、元川悦子さん著の『僕らがサッカーボーイズだった頃~プロサッカー選手のジュニア時代~』について。この書籍は、本誌『ジュニアサッカーを応援しよう!』の人気企画「僕らがサッカーボーイズだった頃」を単行本化したもの。書籍の中には、ロンドンオリンピックにて活躍した吉田麻也選手(VVVフェンロ)、大津祐樹選手(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)などのジュニア時代の話が収録されている。著者である元川さんが、今回のロンドンオリンピックを振り返って、「日本がベスト4までいけたこと、準決勝までの6試合を行えたことは、選手たちにとっても大きな財産になったのではないか。それは、今後のW杯や、リオオリンピックなどで勝ち進めば、6試合、7試合を戦うことになる。そのことを前提においたコンディショニングが立てられることが優勝へのキーポイントとなっていく」と語った。

 また、日本代表までのぼりつめる選手は小さい頃からメンタルが強い傾向にあるのでは? と司会の森さんが質問すると、「そう思います」と元川さんは力強くうなづいて答えた。
「書籍の中で紹介されている選手たちの両親は、わざと厳しくしたり、やる気を持たせるように仕向けたり、そういったことで自立心を育成する傾向は見られた。どの選手の両親に取材をしても、選択肢はたくさん与えるが、最終的には、子どもである選手たちが決めていた」
元川さんがする日本代表選手の子ども時代の話に、会場にいるファンは、元川さんのトークに耳を傾け、時には深くうなづく場面が見られた。

 続いて語られたのは、宇都宮徹壱さんが故・松田直樹さんがいた2011シーズンの松本山雅FCを追ったドキュメンタリー本『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』に関してのお話。松本山雅FCがJFLだった当時、ホームゲームで5,000~7,000人の集客数を誇っていた。そこに、元日本代表の故・松田選手が加入することでどのような化学変化を起こすのだろう? というのが書籍の始まりだったと、著者の宇都宮さんは感慨深い表情でし始めた。松田選手が2011年8月4日に死去してから、本を出版するのかどうするか悩んだが、死去したからこそ、しっかりと取材して本にする意義があると考え、発行までにいたったのだという。

 また、出身が長野県であり、松本山雅FCファンの元川さんもトークに加わり、JFL時代に松本山雅FCとAC長野パルセイロの対決である「信州ダービー」について語られた。両著者がヒートアップし、会場を沸かす場面も見られる中、宇都宮さんは、「あるファンから聞いた話だけど……」と前置きをし、松本山雅FCの強みを話してくれた。Jリーグにあがるために必要なことは、近くにライバル関係がいることが強みになると。AC長野パルセイロというライバル関係と切磋琢磨がなかったら、今の松本山雅FCはなかったという。

 トーク後のファンからの質疑応答では、「2011年東日本大震災についての下部リーグで何か印象に残ったエピソードはありますか?」という質問に対し、宇都宮さんは、少し間をあけ、リーグの前半戦が震災の被害を受けたソニー仙台FCに対しての対応だと、答えた。他のチームがソニー仙台FCのために変則的なリーグ戦を受け入れたことにJFLの懐の深さを知ったと話し、トークショーは終了した。

 トークショー&サイン会の終了後、イベントに参加していたサッカージャーナリストの小澤一郎さんから「書籍までに企画段階の秘話や、その背景などが聞けて、また、全く性質が違う本でありながらも、2冊に共通する部分があり、楽しめる内容だった」と絶賛。今回のイベントを担当した株式会社カンゼンの宇佐美光洋さんは「こうした作家とファンとの交流をするイベントの機会を今後も作っていきたいですね」と書籍の魅力とともに、人と人とのつながりの重要性を話した。

■今回のイベントについて
「ファンに会えてうれしかったです。今回の書籍は携わってくれたスタッフの皆さん、本屋さんスタッフの皆さん、買ってくれた皆さんの温かみを改めて肌で感じました。松本山雅FCを知らない人でも楽しく読める本にしたので、ぜひ手にとって読んでみてほしいですね。」──宇都宮徹壱さん

「直接ファンの皆さんに会えてとても楽しくお話しさせていただきました。松本山雅のいちファンとして、これからもチームが成長するとうれしいですね。」──元川悦子さん

現在、『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』、『僕らがサッカーボーイズだった頃』は絶賛好評発売中。

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