コラム

お肉を食べれば筋肉は作られる?

2012年10月19日

筋肉作りにはタンパク質が欠かせませんが、「お肉ばかり食べれば良い」というものでもないのです。効率良く筋肉作りが行われるタンパク質の食べ方があります。それは、「動物性(肉・魚・卵など)」と「植物性(大豆、穀類など)」のものを1対1でとる食べ方です。この法則に従うと、タンパク質以外の栄養素のバランスも良くなり、脂肪分のとり過ぎを防ぐことにもつながります。例えば今まではお肉を2人前食べていたなら、お肉は1人前にして豆腐をプラスする、という食べ方になります。

また、筋肉作りでもうひとつ大切なことは、「ご飯を毎食しっかり食べる」ということ。最近の子供たちの食事傾向に、おかずだけでお腹がいっぱいになってご飯を少ししか食べない、という報告があります。筋肉作りのために食べるおかずは、主食であるご飯から得られるエネルギー源がしっかりと補給できてはじめて、筋肉作りに使われます。炭水化物が不足していると、タンパク質がエネルギー源として使われてしまい、筋肉作りに影響を及ぼしてしまうのです。親御さんはついつい「おかずは残さず食べなさい」と言いがちですが、身体のためには「ご飯をしっかり食べてからおかずを食べなさい」というのが正解なのです。

プロフィール

森 裕子(もり・ゆうこ)

岐阜県多治見市出身、在住。名古屋女子大学家政学部管理栄養士専攻卒。97年から02年まで名古屋グランパスに在籍。専門学校トライデントにて講師としても活躍。07年1月より再び名古屋グランパスで栄養アドバイザーとして所属している。 現在は自宅でスポーツ栄養勉強会や料理教室を開催する他、食育講演などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に『小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル 新装版』『小・中学生のためのジュニアサッカー お弁当バイブル』(ともにカンゼン刊)がある。公式ホームページはこちらhttp://syoku-de-smile.com/

近刊情報

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