コラム

風邪のときの食Q&A

2013年01月25日

Q1.風邪を引いて熱が出ているときの食事について教えてください。
熱があるときは、エネルギーと水分が多く消費されます。水分はスポーツドリンクなど電解質が含まれているものが良いでしょう。エネルギーを摂取する際は、うどんなど消化の良い麺類がオススメですが、どうしても子どもに食欲が湧かないときは、果物やゼリーなど冷たくて口当たりの良いものでエネルギーを補給しましょう。

Q2.風邪を引くとビタミンCを摂ったほうが良いと言われますが、なぜでしょう?
風邪を引いているときは、体内でウイルスと戦っている状態です。ウイルスと戦うときに必要となる栄養素のひとつがビタミンC。ビタミンCが抵抗力や免疫力を高めてくれるのです。はちみつレモンなどの飲み物や、キウイフルーツやオレンジなど柑橘系の果物、色の濃い野菜からビタミンCを摂ることができます。

Q3.鼻水、鼻づまりがひどく、練習に悪影響が。食べ物で治せませんか?
鼻水や鼻づまりは風邪の初期症状です。早めの対策で風邪を撃退しましょう。まずは、体を温めるだけでなく殺菌作用もあるネギや生姜。味噌汁にネギをたっぷり入れたり、生姜入りチキンスープであれば、キッズも喜んでくれるのではないでしょうか。さらに、鼻腔の粘膜を強化してくれるビタミンAも合わせて摂ると効果的です。人参、ほうれん草、かぼちゃなどの色の濃い野菜に多く含まれていますよ。

Q4.週末に試合が迫っているのに、風邪の兆候が。食事でどうにかなりませんか?
温かく、消化の良いものを食べてしっかりと睡眠を摂ることが大切です。煮込みうどん、野菜スープ、鍋料理など、火を通して汁も一緒にとれる料理を作ってあげてください。体力が低下しているときに脂肪分の多い肉や揚げ物を食べると、余計に体力が消耗して回復が遅れますので注意しましょう。食欲が無く、一度に十分な量が食べられないときは、食べる回数を分けて胃腸への負担を軽くしながら、栄養を身体に入れるようにしましょう。

Q5.息子が、試合当日に風邪を引いてしまいました。試合に出る予定なのですが、何を食べさせたらいいのでしょう?
第一に優先すべきは、エネルギーを補給することです。エネルギーゼリーやバナナ、果物(果物の缶詰でも良い)などの中で、食べられるものを選びましょう。甘いものが食べたいのであれば、カステラなどでもOKです。
次に、水分補給。水やお茶ではなく、発熱によって失われるビタミン・ミネラル補給のためにスポーツドリンクを飲むようにしたいですね。

プロフィール

間宮 裕子(まみや・ゆうこ)

岐阜県多治見市出身、在住。本名、森裕子。 名古屋女子大学家政学部管理栄養士専攻卒。97年から02年まで名古屋グランパスに在籍。専門学校トライデントにて講師としても活躍。07年1月より再び名古屋グランパスで栄養アドバイザーとして所属している。 現在は自宅でスポーツ栄養勉強会や料理教室を開催する他、食育講演などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に『小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル』『小・中学生のためのジュニアサッカー お弁当バイブル』(ともにカンゼン刊)がある。公式ホームページはこちらhttp://syoku-de-smile.com/

近刊情報

『プロクラブを支える“食”ストーリー 名古屋グランパス 勝利の食堂』

Jリーグに栄養士がいなかった時代から、初の専属栄養士として名古屋グランパスを「食」で支えてきた間宮裕子氏が、サッカーファンや、食事にこだわる人たちの声に応える。ダイエット、貧血対策、ケガ予防、強い体づくりの秘訣が満載。スポーツを楽しんでいる人々、子を持つ親、スポーツ指導者、栄養士を目指している人に贈るグランパス流「勝ち食」ストーリー。

VOL44

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