コラム

まみや食堂 食べて上手にカルシウムをとりましょう

2013年04月19日

 では、カルシウムを上手にとるには、どのような食材をとり、食べ方をすればいいのでしょうか?
 
まず、気をつけたいのは、肉ばかりの食事によるたんぱく質の過剰摂取や、ナトリウムの取り過ぎです。これはカルシウムの排泄量を増やしてしまいます。外食や市販の惣菜は味つけの濃いものが多く、ナトリウムの摂取量が多くなりがちですので注意が必要です。

 また、炭酸飲料、スナック菓子、インスタント食品に含まれるリン酸はカルシウムの吸収を妨げます。このような食習慣は成長期の今から改善することが大切です。
 
 具体的には干しえび、ししゃも、いわし、しらす、鮭、チーズ、牛乳、ヨーグルト、小松菜、豆腐、高野豆腐、納豆、ひじき、昆布、ごま、アーモンドなどはカルシウムの含有量が多いので、率先してとりたいものです。
 
 例えば、カルシウム豊富な乳製品と、カルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれている鮭の組合せはおすすめですし、グラタンやシチューなどにすればお子様にも喜ばれるでしょう。

 また、鍋料理に欠かせないポン酢には、カルシウムの吸収をアップしてくれるクエン酸が含まれており、豆腐や野菜につけて食べれば効果的です。単品では吸収しにくいカルシウムですが、吸収をアップする食材と組み合わせて効率よくとりましょう。

プロフィール

間宮 裕子(まみや・ゆうこ)

岐阜県多治見市出身、在住。本名、森裕子。 名古屋女子大学家政学部管理栄養士専攻卒。97年から02年まで名古屋グランパスに在籍。専門学校トライデントにて講師としても活躍。07年1月より再び名古屋グランパスで栄養アドバイザーとして所属している。 現在は自宅でスポーツ栄養勉強会や料理教室を開催する他、食育講演などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。著書に『小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル』『小・中学生のためのジュニアサッカー お弁当バイブル』(ともにカンゼン刊)がある。公式ホームページはこちらhttp://syoku-de-smile.com/

近刊情報

『プロクラブを支える“食”ストーリー 名古屋グランパス 勝利の食堂』

Jリーグに栄養士がいなかった時代から、初の専属栄養士として名古屋グランパスを「食」で支えてきた間宮裕子氏が、サッカーファンや、食事にこだわる人たちの声に応える。ダイエット、貧血対策、ケガ予防、強い体づくりの秘訣が満載。スポーツを楽しんでいる人々、子を持つ親、スポーツ指導者、栄養士を目指している人に贈るグランパス流「勝ち食」ストーリー。

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