JFAチャレンジゲームの最終ステージで2人が合格!! あきらめずにチャレンジし続けることの大切さ

2013年05月06日

ジュニアサッカーニュース

毎月第4土曜日に開催される、JFAチャレンジゲーム「めざせクラッキ!」、「めざせファンタジスタ!」。ゴールデンウィーク初日の4月27日(土・祝)には、最終となるステージ20の検定会も行われ、2人の小学生がチャレンジして検定に見事合格しました。最終ステージをクリアしたのは、尾形慎くん(9歳)と吉澤弥星くん(9歳)の2人。

最終ステージをクリアした尾形慎くん(左)と吉澤弥星くん(右)

検定終了後に、2人の子どもたちに話を聞いてみると、お互いに「成功できて良かった」と安堵の表情を浮かべていました。それもそのはず、子どもたちは、この日のために「毎日休まず」練習してきたのです。FC東京の森重選手が憧れという尾形くんは、練習でもうまくいくときとうまくいかないときがあったと言います。

他の参加者たちの前でテクニックを披露する尾形くん

難易度の高い技にチャレンジする吉澤くん

一方の吉澤くんも「学校から帰って毎日約1時間練習していました」という中で、ジャグリングの肩の部分がなかなかうまくいかず、練習に励んだようです。そういった失敗や成功を繰り返しながらもあきらめずに続けることが、本番での成功につながった形となりました。また今回チャレンジした2人にはともにお兄さんがいて、そのお兄さんたちもステージ20の合格者(尾形圭くん、吉澤羽弥くん)。お兄さんたちの存在も2人の成功を後押ししたことでしょう。

しかし、今回チャレンジした2人が、一番苦しんだ部分が「肩のジャグリング」と話してました。
そこで、検定員を務める、ジュニサカでもおなじみの染谷勝弘さんに肩のジャグリングを成功するためのアドバイスを聞いたところ、「けっこう無理に肩をあげてタッチしようとする子どもがいますが、肩はあげなくてよく、大切なのはボールを受け止めるようなイメージで、ボールの芯をしっかり捉えること」と教えてくれました。また、染谷さんは「それでも失敗は必ず経験するもの。今回の2人が合格できたのは、これまでに失敗してもあきらめず、根気強く続けてチャレンジできたことにあると思います」と、今回合格した2人を称えていました。成功や失敗を体験しながら、目標に向かってチャレンジすることが、子どもの成長を育んでいくのでしょう。そうしたきっかけが、重要になるかもしれません。

検定終了後には染谷さんから修了証を受け取る2人

最後はみんなで記念撮影

 

※JFAチャレンジゲームとは… https://www.jfa-challengegame.com/

JFAでは日本サッカーが世界でも活躍するために個の育成と向上を目標に掲げている。そのベース作りとなるのが小学生年代からのパーフェクトスキルの習得で、そのためにはチームトレーニング以外でも個人がボールに触れる機会を増やすことが重要となる。そこで、個人が獲得するべき明確な習得技術を設定。自身のレベルを確認し目標を達成することが個人のトレーニングにつながり、基本技術の向上にもなるとしてJFAチャレンジゲームは開発された。
全国各地で開催されるJFAチャレンジゲーム「めざせファンタジスタ!」は8歳程度~大人までを対象にした中~上級版(ステージ7~20)の検定。「めざせクラッキ!」はキッズ年代の5歳~8歳を対象に、初心者の大人も楽しめる初級版(ステージ1~6)となっている。どちらの検定も合格したステージに応じて「JFA DREAM」を獲得でき、ステージ20をクリアした人には特別なバッジなどの特典も用意されている。

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