いざというときのために知っておこう『熱中症』Q&A

2013年05月11日

コラム
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夏場のプレー中に一番心配なのは、やはり『熱中症』です。ところでみなさんは、『熱中症』のこと、どれぐらい知っていますか? お子さんと一緒に、熱中症にかからないための予防策、現場で役立つ対処策を学びましょう!

文●佐藤拓也 イラスト●伊藤さちこ

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.21夏号』P86-89より転載


 

Q1 熱中症とは、どのような症状のこと?



体中の熱が外に出ていかずに、蓄積されて引き起こされる症状を総称して『熱中症』と呼びます。初期症状の段階で迅速な対応をとりましょう。たいていの熱中症は、しっかり休みをとれば回復しますが、重くなれば命に関わります。

これからの季節は、お子さんがいつも通りプレーできていないと感じた場合に熱中症の初期症状を疑ってください。

具体的な症状としては足や腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起きる熱けいれん、めまいや失神が起きる熱失神、脱力感や倦怠感、頭痛や吐き気などの熱疲労、意識障害となる熱射病などがあります。今は症状別でなく軽度、中度、重度と分けるのが一般的です(軽度だから大丈夫というわけではありません)。

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