【第37回全日本少年サッカー大会】埼玉県大会 決勝レポート「レジスタが初優勝、大宮ジュニアも全国へ」

2013年06月17日

レジスタが初優勝、大宮ジュニアも全国へ


「第37回全日本少年サッカー大会 埼玉県大会」の最終日が6月26日に埼玉スタジアム第3グラウンドで行われ、初優勝を飾ったレジスタFC Aと準優勝の大宮アルディージャジュニアが決勝大会出場を決めた。レジスタは初、大宮ジュニアは2年ぶり4回目の全国出場となる。

都道府県代表枠のほかに前年度優勝チーム枠を持つ埼玉県は、準決勝が全国切符をかけた戦いとなった。レジスタは、江南南サッカー少年団と対戦。長身FW宮田和純くんを中心に攻め立てたが、江南南もFW津久井匠海くん、高田颯也くんのツートップで応戦。ともにGKの好守もあって得点できず、延長戦にもつれ込んだ。決勝点が生まれたのは、延長後半2分。攻撃参加したDF植木夏樹くんのセンタリングが相手に当たってオウンゴールとなった。1-0で熱戦を制したレジスタの主将を務めるDF伊藤夕馬くんは「セットプレーが武器なので、そこから得点を狙っていた。最後に相手の足が止まってオウンゴールで勝てたけど、苦しかった。できれば、流れの中からゴールを決めたかった。でも、今までこの大会ではベスト8が最高だったので、歴史を変えられて嬉しい」と笑顔で雨中の激戦を振り返った。

もう一方の準決勝は、大宮ジュニアが今年度新設された浦和レッドダイヤモンズジュニアを1-0で下した。ともにプロのトップチームを持つクラブ同士の対戦は、大宮ジュニアが優位に立つ時間が長い中でも浦和ジュニアが優れた個の能力を見せ、緊迫感のあるゲームとなった。前半終了間際、浦和ジュニアはMF玉城大志くんが際どいシュートを放ったが相手GKに阻まれた。反対に大宮ジュニアは5年生FW大澤朋也くんが3人抜きのドリブルシュートを決めて先制。後半はリードを生かしてパスサッカーを見せた大宮ジュニアがペースを握り、逃げ切りに成功した。鋭いミドルシュートを放っていたDF田中颯也くんは「浦和とは初対戦でどうなるか分からなかったけど、しっかりとボールを回せたし、大澤が点を取ってくれて勝つことができた」と手ごたえを話した。

決勝戦は、先手を奪ったレジスタが優位に試合を進めた。開始1分、MF平松柚佑が右からのクロスをボレーで決めて先制。大宮ジュニアは後半の途中からペースを握り始めたが反撃も一歩及ばなかった。レジスタは昨年のダノンネーションズカップ世界大会準優勝など多くの実績を持つ強豪だが、全日本少年サッカー大会の全国出場は初めて。中城勉監督は「私が37歳で大会と同い年なので思い入れがある。伝統があって、日本全国のチームが参加している唯一の大会。指導者としての夢も、この大会で一度は全国に出たいというものだった。埼玉県代表の名に恥じない戦いをしてきたい」と初舞台への意気込みを語った。

準決勝、決勝はともに激戦区の埼玉らしくハイレベルな試合となった。大会最終日はあいにくの曇天だったが、ピッチ上のプレーは輝いていた。レジスタ、大宮ジュニアはともに全国レベルの強豪チーム。次の舞台では、日本一を目指して突き進む。

■レジスタFC A・中城勉監督のコメント
この学年は技術面では例年より少し劣りますけど、その分気持ちで負けるなという形で育成をやってきました。準決勝は本当に最後まで気持ちを出してくれたので、ラッキーなゴールも生まれたと思います。(他の大会では世界2位などの実績も残したが)この大会はベスト8が最高で、8年越しで全国出場が決まって嬉しかったです。昨年度は新座片山さんが全国優勝をして埼玉県に出場2枠というプレゼントを用意してくれました。できれば、今度は自分たちが(優勝して)来年のチームに頑張ってもらえるようにしたいですね。

■大宮アルディージャジュニア・丹野友輔監督のコメント
決勝大会出場が目標だったので、結果には満足しています。準決勝は、浦和の守備が良くなっていて苦しんだところもありましたが、ボールを動かす自分たちのスタイルを貫いて全国出場を勝ち取れて良かったです。決勝戦は後半から主導権を握れたが、最後のところで崩しきれなかったので、個の力が課題。決勝大会の目標は選手と話をしてから決めます。選手が自分で決めた目標にトライすることが大事。ただ、指導者としては彼らの成長のためにハイレベルな真剣勝負の場を一つでも多く提供して、経験させたいと思っています。

(文・写真●平野貴也)

■大会フォトギャラリー
(写真●平野貴也)

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