【第37回全日本少年サッカー大会】青森県大会 決勝レポート「白熱のシーソーゲームを制したのは百石サッカースポーツ少年団!」

2013年06月24日

白熱のシーソーゲームを制したのは百石サッカースポーツ少年団!


6月22日(日)、青森市のスポーツ会館にて「第37回全日本少年サッカー大会 青森県大会」の決勝が行われ、百石サッカースポーツ少年団(以後、百石)とアスレチッククラブ弘前(以後、弘前)が優勝の座を賭けて戦った。

午後2時、曇り空の中、決勝戦が始まった。すると試合開始と同時に会場はどよめきに包まれた。百石10番キャプテン・橋本拓治くんのキックオフシュートが決まったからだ。「狙っていました」と語るようにボールはきれいにゴールに吸い込まれた。しかし弘前も前半8分に弘前8番・鈴木洸斗くんがサイドをえぐり、ゴール前にグラウンダーのラストパスを送ると、弘前14番・棟方豪郎くんが冷静に押し込み、同点ゴールを奪った。さらに弘前は攻め立て、ゴールポスト直撃のシュートを放つなど、何度も百石ゴールを脅かし、そして前半15分に逆転ゴールを奪う。弘前10番・久保田琉聖くんがミドルシュートを放ちキーパーが弾いた所に、この日2点目となる棟方くんが押し込みゴールを奪った。このまま弘前のペースで進むかにみえたが、またもや会場がどよめきに包まれた。ゴールを奪われた直後の百石のキックオフ。またもや橋本拓治のキックオフシュートが決まったのだ。このまま前半は2-2で終了した。

後半29分、弘前は一瞬の隙を突いて、久保田くんがペナルティーエリアの外からミドルシュートを放ち、勝ち越しゴールを決め、歓喜に沸いた弘前だった。

百石監督の赤坂さんも「3点目で正直負けたと諦めました」と語るように完全に百石は走れなくなっていた。しかし、後半32分、水口大都くんからのロングボールを百石9番・宍戸勇介くんがキープし相手を引き付け、百石4番・小澤星耶くんにラストパス。そして角度のない所からシュートを放ちゴールに叩き込んだ。この日始めて流れの中から百石が同点ゴールを奪った。この同点ゴールで息を吹き返した百石は勝ち越しゴールを狙うが、弘前の堅い守備を崩せず、弘前も攻撃に移ろうとするが、カウンターを恐れてなかなか厚みがある攻撃ができなかった。

後半戦でも決着がつかず、延長に臨んだ両チームだったが、2試合目ということもあってなかなかいつも通りの試合運びができないまま、3-3で試合は終了した。

PK戦にまでもつれた決勝戦は6-5で百石が10年ぶり、2回目の優勝を飾って幕を閉じた。

今年の百石は攻守にわたってボールを蹴れる選手が多く、セットプレーでの得点が多い。最後まで走り抜くチームは決して諦めたりはしない。全国までの期間、繋ぐサッカーも浸透させていくと赤坂監督。青森県から全国へ挑戦する百石に期待したい。

■百石サッカースポーツ少年団・赤坂千敏監督のコメント
やっぱり弘前は個人技があるので、いつやられるかパタパタしていました。ただ、キャプテンがキックオフから2点決めてくれたので、良かったのかなと。
試合内容はうちの方がついていけなかったのがそのまま試合にでたと思います。弘前にいつ決められてもおかしくなかったです。ただ、うちの方も形は保っていたので、ボールを拾えればチャンスはあるのかなとは思っていましたけど、そこまでいけなかったですね。
3点目は流れの中からの得点でラッキーな部分もありましたけど、ここ3週間はシュートの練習しかしてこなかったので、ゲーム慣れしてなかった所はありました。正直、相手が上手いなと思いました。やっぱり2回先行されて追いついた所が良かったですね。3点目を決められた時はこれで終ったと思いましたけど、上手く点を取れて、最後にうちの形が出たかなと思います。
全国では繋ぐサッカーをまた改めてやり直していこうかなと思います。けっこう繋ぐ練習はしてますけど、試合になれば出てこない。蹴ってしまうというのがあるので、一人ひとりの個人技も高くないのでパスで崩していくサッカーを1ヶ月徹底していきたいなと思います。

(文・写真●松坂匡克、夏目二郎、芳賀広太郎)

■大会フォトギャラリー
(写真●松坂匡克、夏目二郎、芳賀広太郎)

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