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トラップ上達の秘訣は“動く壁”になること!? サッカーと科学を融合したサイエンスサッカースクールが川崎で開催!!

2013年07月16日

「親子で学ぶサイエンスサッカースクール 2013」が、7月13日(土)に川崎市等々力陸上競技場で開催された。Jリーグフェアプレーパートナーの東京エレクトロン株式会社が主催するこのイベントも、今年で3年目を迎えた。サッカーを題材に「子どもたちに科学をより身近に感じてもらう」ことを目的として、初年度の2011年は「バナナシュート」、2012年は「弾丸シュート」をテーマとして開催。今年度は「トラップ」をテーマに、小学4年~6年生の児童と保護者50組100名が、ゲストの藤田俊哉さん、岩本輝雄さん、寺田周平さん、そして佐原秀樹さんとともにサッカーと科学の融合を体験した。

文・写真●山本浩之

 


 

ボールが変形しないように衝撃を吸収してあげる

第1部の「科学実験プログラム」は、本スクールの講師である稲田大祐先生(ガリレオ工房/相模女子大学 准教授)と司会のお笑い芸人・柳原哲也さん(アメリカザリガニ)との軽妙なトークで進行された。

「サッカーのトラップには“力積”という、力をコントロールするための法則が関係しています」

と稲田先生は、ふたつのサッカーボールを吊り下げた「The 振り子トラップ!」という装置を用意した。右側のボール(サッカーボール役)を左側のボール(人間の体役)にぶつけてみる。すると、サッカーボールはピタリと止まるが、ぶつけられた人間の方は飛ばされてしまった。

「これは質量が同じだったからなんです。でも、実際の人間の体とサッカーボールでは大きさが違いますね。小学5~6年生の平均体重は37㎏で、サッカーボールは390gです。約100倍の違いがあります。それでは、本物の比率に近づけたらどうなるかやってみましょう」と稲田先生は解説。次に登場した「The 振り子トラップ?」には、ボーリングの球(人間役)とゴルフボール(サッカーボール役)がぶら下がっていた。

すると、人間役のボーリングの球は動かなかったけれど、今度はサッカーボールが跳ね返ってしまう。

「これではトラップにはなりませんね。質量が違いすぎる相手にぶつかったゴルフボールは、一瞬でスピードがゼロになり、大きな衝撃を受けたことによって変形します。そして元の形に戻ろうとすることで跳ね返るんです」

続いて、稲田先生は風船を取り出して押してみせる。肉眼で捉えることはできないが、風船に弾力があるように、ゴルフボールがボーリングの球にぶつかったときにも同じような原理が働いているのだという。

「このことから、トラップのようにボールを足元にピタリと止めるのためには、ボールが変形しないように衝撃を体で吸収してあげればいいことが分かりますね。そのために、プロのサッカー選手は“あること”をしています。その“あること”が、今回のキーワードになっている“力積”です」

VOL44

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