日本代表初召集の齋藤学選手。幼いころから非凡の才能を見せたドリブラーはどのようにしてプロへの階段をのぼったのか?

2013年07月20日

サッカーエンタメ最前線

本日から開幕する「EAFF東アジアカップ2013」(男子は明日、中国との初戦)の日本代表メンバーに初めて選出された齋藤学選手。活躍が期待される、ハマのメッシこと、齋藤選手はどのような少年時代を過ごし、プロへの階段を駆け上がったのか。

文●河治良幸 写真●佐藤博之

 


小学生時代から1対1の強さとゴールを狙う意識が高かった

横浜F・マリノスの齋藤学選手が「EAFF東アジアカップ2013」(7月20~28日開催)に臨む日本代表に初選出された。

齋藤選手は小学校2年生まで地元・川崎市の東小倉FCでプレー。横浜マリノスプライマリーのテストに合格すると、そこから一貫してマリノスの育成組織でスキルを磨いてきた。2011年にはJ2の愛媛FCにレンタル移籍したが、14得点をあげる活躍を見せ翌年にはマリノスに復帰。ロンドン五輪の代表にも選ばれている。

クラブの公式HPで応援してくれる人への「感謝の気持ち」をコメントした齋藤選手。常に笑顔を絶やさない彼から直接話を聞いたのは高校年代のマリノスユースのときだが、現在も齋藤選手の武器であるドリブルは小・中学生のときから非凡なものを見せており、彼自身も子どもながらに得意のドリブルで勝負していたはずだ。

ただ、単に1対1に勝つことを目的とするのではなく、縦あるいはゴール方向に仕掛けていた印象が強い。またシュート意識の高さも同世代では目立っていた。

3つ年上で、川崎フロンターレの育成組織などでプレーしたお兄さんの背中を追いながら、独特の動きとボールテクニックを磨いた齋藤選手。6年生のときには、ダノンネーションズカップの日本選抜としてパリの世界大会に出場するなど、当時からスピードと技術の高さが光っていた。

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