【第37回全日本少年サッカー大会】決勝大会ジュニサカ取材日記④「未来のなでしこを目指す女子選手も成長中」

2013年08月01日

未来のなでしこを目指す女子選手も成長中

 大会は4日目を迎え、決勝トーナメントに突入しました。残念ながらトーナメントに進むことができず、大会を終えたチームもあります。しかし、各都道府県の代表として全国の舞台で戦ったことで得られた刺激は、何事にも代えがたい物。今大会に参加した10人の女子選手もそれぞれに手ごたえを得たようです。

 大会3日目の7月31日、2次ラウンドに進めなかったチーム同士で行われるドリームリーグではブルーウイングフットボールクラブ(大分県)と百石サッカースポーツ少年団(青森県)が対戦。2人の女子選手が長い時間プレーし、溌剌としたプレーを披露しました。ブルーウイングの小野遥香さんは155センチと背が高く、1次ラウンドのコンサドーレ札幌U-12(北海道)戦では得点も決めた大型ストライカー。「周りがよく見えていてドリブルもシュートも上手い」と憧れているのは、なでしこジャパンのエース川澄奈穂美(INAC神戸)選手です。この日の試合ではFWとして先発し、途中からはDFとしてプレーしてフル出場。後半10分にはロングシュートを放つなど存在感を示しました。試合は1-0で勝利。「初めて勝てて嬉しかった」と爽やかな笑顔で話してくれました。大会を通じては「今大会では、仲間を使ってキックフェイントを入れてかわすことができたところがあったし、ドリブルがうまくできた」と自信を持ち帰りました。

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 一方の百石SSSでは、赤坂千敏監督から「ボールについていける子。守備の寄せもいいし、相手の攻撃の芽を摘める」と評価されている堀川千尋さんが左サイドで攻守に貢献。前半15分にはこぼれ球を決めに行ったシュートがクロスバーを直撃するなど惜しい場面もありました。参考にしている選手には「攻撃も守備もできて活躍できる選手になりたい。ポジションが同じMFだし、お手本になる選手」としてなでしこジャパンの田中明日菜(INAC神戸)選手。男の子との競り合いでも頑張る姿が印象的だった堀川さんは「いろんなチームと対戦できて、相手は強かったけど試合ができて頑張れたので良かった。相手とボールとの間に体を入れてボールを取るプレーなどができた。中学校に進んでもチームを探してサッカーを続けたい」と今後も挑戦を続けていくことを宣言してくれました。

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 女子選手は多くの場合、中学生になると女子チームで活動していくことになります。男の子たちと一緒に全国大会というハイレベルな戦いを経験したことは、きっと彼女たちにとってかけがえのない思い出になるでしょう。

さて、今日から準々決勝とドリームトーナメントが行われ、フレンドリーマッチも午後から行われる予定です。まだまだ子どもたちの熱い戦いは続きます。

(文・写真●平野貴也)

VOL44

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