コラム

【ドリブル上達講座】リフティング練習はドリブル上達にどうつながる!?

2013年08月17日

サッカーの練習にリフティングを取り入れているチームは全国にもたくさんあるはず。そのトレーニングがドリブルの上達にどう影響を与えるのか、リフティングのエキスパートでスペシャリストでもある明光サッカースクールヘッドコーチの檜垣裕志氏に話を聞いた。

文●竹田聡一郎 写真●編集部 撮影協力●フットサルクラブSOKA2001

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.23冬号』P32-36より転載載

 


 

利き足のリフティングだけで1000回続けれられるように

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「リフティング自体はとても素晴らしいトレーニングです。ただ、日本の育成年代では『両足を使って交互に』という指導がされます。僕にはあれはどうしてもゲームのためのトレーニングではなく、リフティングのためのリフティングに感じてしまうんです」
と檜垣裕志氏は指摘する。

 両足を使えるのはポジティブなことであるが、それに伴う弊害があるという。

「右左右左と両足で交互にボールを扱うリズムというのは歩く行為と大きく変わりません。それだとどうしてもサッカーの体幹が育たないんです」

 ここで檜垣氏が示す体幹とは、バランスボールやラダートレーニング、コアリズムなどで鍛える体幹とは異なる。プレー中に身体が咄嗟に対応できる瞬発力を宿した「ボールを含めたサッカーの体幹」だという。

 そして、その「サッカーの体幹」はリフティングで育つと断言する。

「シンプルに利き足だけを使ってリフティングをするだけです。太ももでもアウトサイドでもインサイドでも使っていい。とにかく落とさずに続けること。落としそうになったら、バランスを崩していてもまた利き足のインステップでリカバリーするでしょう? その繰り返しで、ボールタッチやボディバランスやステップを無意識に学べるわけです。ラダーを踏んで覚えたステップはゲームでは意外と使えません。ボールとともに踏むステップこそがゲームで活きてくるでしょう」

 実際に世界のトップを見ても、それが当てはまるという。実際に動画サイトをのぞいてみると、マラドーナは左足、ロナウジーニョは右足のみで笑顔を見せながらボールを落とさずに突き続けている。

「彼らのああいったタッチは誰に指導されたわけでも自分で意識しているわけでもありません。小さな頃から遊びながら、自分がいちばんやりやすい形でボールを蹴り続けることによって、自然に習得しています」

 果たしてそのタッチや感覚、ステップは日本の育成年代では習得可能なのだろうか?

「もちろんできますよ。小学生のうちに利き足で続けて1000回落とさずにリフティングできれば彼らのようなサッカーの体幹とタッチが身につくと僕は考えています」

 


 

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