コラム

サッカー母ちゃんの”まだまだ”ドタバタ日記「第21回 理不尽こそが人を育てる!?」

2013年08月30日

朝、父ちゃんが掃除をしていたら、チームのIが自転車で通り過ぎたらしい。

「I、今日、練習会だって。〇〇高校受けるんだって」

「そうかー、合格するといいね」

「でも、〇〇高校か……。あいつら、ホントにサッカー大好きだからなァ。高校でちゃんとサッカーやれるといいよなぁ。なんか涙出てきちゃうよなァ」

早朝からしみじみしてる父ちゃん。

う~ん、〇〇高校かぁ。

じつはそこの高校、サッカーで入って、辞めた人を知ってるんだよね。父ちゃん母ちゃん。だから、ちょっと複雑な気分。
でも、大丈夫、Iなら、根性で切り抜ける!

せっかく高校のサッカー部に入っても、続けられなくなる。

その理由は、「サッカーが嫌いになったから」「自分にはサッカーの能力がないから」っていうのが普通に考えられる理由だと思うのですけど、周りの知ってる夢見るサッカー少年たちが大きくなるにつれ、母ちゃんが知った現実は、それと全然違いました。

サッカーうんぬんじゃないんです。
理由は全部、サッカー以外のこと。

先輩からのいじめにあったとか、悪質なものもあったけど、辞めるきっかけで一番大きいのは、「集団責任での坊主」。

坊主はきっかけで、「サッカーに集中したいのに、どうして一部のやつらのために?」っていうのがほとんど。

サッカーのことを純粋に好きな子ほど、そのギャップに悩んでしまう。

でも、こないだ、お兄ちゃんが高校野球部のSママが言ってたんですよね。

「お兄ちゃんは、集団責任の坊主なんて、ぜんぜん平気だよ。『集団責任でトイレ掃除!!!』もしょっちゅうだけど、『ハイハイ』ってやってる。中学までは当然レギュラーだったけど、高校じゃそうはいかないしね。先輩にいじられても、そんなのあたり前だと思ってるし。いろいろあるけど、でも、社会ってそういうものじゃない、そこで踏ん張れなきゃ、社会に出てから生きていけないよ」

そうそう、部活は社会の縮図!!  

こないだジュニサカの取材でお話を伺った、メンタルトレーニングの高妻容一教授のお話にもありました(次号VOL30)。

文藝春秋に載っていた内田篤人選手のインタビュー記事にも、こんな一言が。

「部活は理不尽なことばかりの世界なので、心身ともに鍛えられますし、そういう気持ちの強さは、プロの選手にとってすごく大事です。」

部活の理不尽さか~。
サッカー以外のところで、めちゃくちゃ鍛えられているんですね。

I、どんな高校に入っても、いったん入ったら、辞めないで食らいついて、がんばるんだぞー!

Sママ曰く、「親もキツイけど、絶対甘いこと言っちゃダメだと思うんだ。本人が入るって決めたんなら」って。

親も毅然と。
ウーン、それが一番難しいかなァ……。

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