コラム

オスグッドだって予防する!ジュニアのためのスポーツ障害対策

2013年09月07日

成長痛とされるオスグッド病やシーバー病、オーバーワークによる疲労骨折など、足のトラブルはサッカー少年にとって避けたい最悪の事態。これらのスポーツ障害を予防し、痛みを軽減させる方法があるんです!! セルティック時代の中村俊輔選手のトレーナーとして同行した経験を持つ新盛淳司先生に、トラブルの原因とその予防法をレクチャーしていただきました。

文●戸塚美奈 写真●編集部

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.21夏号』P137-140より転載

 


 

子どもに増えているスポーツ障害

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 オスグッド病やかかとが痛むシーバー病など、いわゆる成長痛といわれるものは、昔からサッカー少年の悩みとしてありましたが、近年は特に増えていると感じています。

 原因は明らかに使いすぎ。昔のように、木に登るなどいろいろな遊びをしないで、幼稚園の頃から同じスポーツを続けているため、同じ場所だけが疲労してきてしまうのです。また、足に負担のかかる人工芝のグラウンドが増えていることや、さらに、スパイクの改良が進み、グリップが効くようになっているのも足の負担です。

 急増しているのが、足の甲にある中足骨の疲労骨折です。疲労骨折は、折れてしまったら長期間サッカーを中断しなければなりません。そうなる前に、痛みがあったら、すぐスポーツ専門機関(整骨院・整形外科など)に診てもらうことです。

 疲労骨折は、診断が難しく、見た目ではぼんやり腫れている程度という状態が多いため、CTスキャンまで取らないと診断ができないこともあります。当院の地区では、何かあればすぐ当院を受診いただき、必要に応じて専門の医療機関を紹介し、トレーナーとドクターが一体となって、診断・治療にあたるんです。

 子どもたちを守るには、チームや地域医療機関が連携するシステムを構築する必要性があると強く感じます。

 疲労骨折に限らず、サッカーを週に何度も、ある程度のレベルでやっていれば、やはりケガや故障は出てきてしまうものです。でも、過度に恐れず、なんとかしようという積極的に対策をする気持ちがあれば、故障も最小限にできるし、サッカーへの取り組みも変わってくるのではないでしょうか。

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