コラム

サッカー母ちゃんの”まだまだ”ドタバタ日記「第31回 先輩Sの奮闘」

2013年11月07日

長男が、高校サッカー選手権、東京都予選のパンフレットを持って帰ってきました。

「どれどれ。へえ、今年は〇〇高校残ってるんだ!」

じっくりトーナメントを見つめる父ちゃん。

奪い取るようにして、あっちの学校、こっちの学校、
知ってる子がいないかチェックを始める母ちゃん。

「そういえば、都立の〇〇高校、今年残ってるんだよね。あ、Tがいた!」

パンフレットの選手名簿には、ジュニア、ジュニアユースの出身チームが書いてあって、サッカー父ちゃん母ちゃんにとっては見ていて飽きないものなんですよね~。

しかし、人数の多いチームでは、3年になってもこの名簿にも載れない子もいるんだなぁ……。

「Sはいる? Sの〇〇高校は……と?」

Sは、長男チームの2級上の先輩です。

サッカー命で、中3のときも、受験勉強もせずに練習し、
セレクションを受け、一途にサッカーの進路を探し続けていました。

当時、ウチのチームは連盟に加盟していない無名の町クラブ。
サッカーで高校に行こうとする子は皆無でした。

サッカーへの情熱が人一倍強かったSが、初めて、
果敢に強豪校のセレクションにチャレンジしたのです。
そして、見事に強豪校への推薦を決めたS。
(書籍『サッカー母ちゃんのドタバタ日記』「サッカー受験活動、開始!(P37掲載)」)。

そんなSは、後輩たちにとって、目指す星みたいな存在でした。

そのSも、ついに高校3年、最後の冬なのかぁ。
Sの高校は例年優勝候補だし、サッカー部もかなりの人数で、
レギュラー争いは熾烈と聞いていました。

その後、どうしてるかなと思って、去年の秋、
ジュニアユースにいるSの弟に声をかけて聞いてみたんです。

「お兄ちゃん、どう? 来年レギュラーになれそう?」って。

「たぶん。なれると思います」

Sの弟くんは、案外はっきり答えてくれて。

母ちゃんはひそかに期待に胸を膨らませておりました!

春になり、インターハイ予選が始まると、Sがついに試合に出て、
得点した!という情報が入ってきたんです。

長男曰く、

「同じポジションの子がプレー中に頭割れて、それでSに出場機会が巡ってきたらしい。そこで交代したSが大活躍して、決勝点決めたんだって。ケガした子が治るまでは出られるかも」

千載一遇のチャンスをものにしたS。

その後しばらくは、出られたり、途中からだったりしたようですが、
その後も、長男は試合会場で何回かSと顔を合わせ、
Sが順調に活躍しているのをしっかり目にしていたようでした。

「あった、〇〇高校。……あーっ!! S、スタメンじゃん!」

「えっ? そんなのわかるの?」と父ちゃん。

「だって、2トップの左にいるよ」

パンフレットには、メンバー表だけでなく、
スタメンでのフォーメーションが書いてあるのです。
まぎれもなく、トップの片方は、Sの名字ではないですか!

「いや~、ついにやったね! S!」

がんばったんだねー!!

小学校のとき、「あの子、サッカー選手になれなかったら、幼稚園の先生になるって言ってるんだ」ってSのママが言ってたっけ。

Sは今も、夢に向かって走り続けてるんだね!

「決勝は、ウチの学校とSの学校になってほしいなぁ」

「その試合は絶対観に行くよ~!」

長男、相当刺激を受けたみたいです。

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