祝Jリーグ2連覇! サンフレッチェ広島キャプテン・佐藤寿人選手の少年時代 ―目の前の「壁」を乗り越えて―【前編】

2013年12月11日

インタビュー

当時の憧れはカズさんとゴンさん

――となると小学校の街クラブとしてはすごく練習量が多いですね。

 照明がついていたことや送迎バスも出してくれたので、平日でも18時半から20時半まで練習していました。専用グラウンドもありましたし、小さいながらもクラブハウスもあったので、その部分ではすごく充実していましたね。自分のプレー面でのベースもそこで築かれたと思います。

――小学校3年生くらいになるとポジションもFWに?

 そうです。そこから今までずっとFWですね。そして4年生になると体の小さい僕も6年生の試合に出してもらえるようになったのですが、それも自分にとってはよかったと思います。大きい相手に対しての体の使い方はそこで覚えた部分はありますから。

――この頃になると自分の中に憧れの選手も出てきたと思うのですが?

 やっぱりカズ(三浦知良)さんとゴン(中山雅史)さんですね。この2人が自分の中でのスターです。小学校のときは父親が毎年天皇杯の決勝に連れていってくれていたのですが、勇人が日産自動車、僕が読売クラブのファンだったので、読売クラブに戻ってきた頃からずっとカズさんには憧れていました。ゴンさんはドーハ(1993年・アメリカW杯アジア最終予選)のイラン戦でのゴールを見てから、気持ちの入ったプレーを見習うようになりました。

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