コラム

染谷先生のトレセン&セレクション虎の巻 コラム①【子ども編】

2013年12月13日

外に出て遊ぶ子どもになろう

トレセン&セレクション虎の巻も、いよいよ大詰めです。トレーニングメニューに関しては、これで一通り完結となります。苦手なトレーニングもあったかもしれませんが、諦めずに何回も反復練習してマスターできるようになってください。

さて、ここからは私が育成年代の指導者として活動している中で、日頃から感じていることをコラム形式でお伝えしていきたいと思います。子ども、保護者、指導者、それぞれの立場のみなさんに向けて、私からのメッセージです。

はじめに子どもへのメッセージをお伝えしたいと思います。今回はトレセンなどの話はとりあえず置いておきます。それよりももっと根本的なところで、私が今の子どもたちに対して感じていることがあります。

私の教え子を見ていてもそうなのですが、今の子どもは家の中でテレビゲームをして過ごすことが多いようです。外に出たとしても、児童館のような場所に友達と集まって、そこで携帯ゲーム機を持っていって遊ぶといった具合です。つまり、屋外よりも屋内で過ごす時間の方が多いのです。

私が最も危惧することは、屋内で体を動かさずに遊ぶ習慣が身についてしまうことで、本来、高い運動能力を持っている子が、体を動かすことに苦手意識を持ってしまうことです。時代の流れとともに、子どもの遊び方や、遊びへの興味も変わってきたのかもしれませんが、それはとても残念なことです。

屋内で遊ぶことがダメとは言いませんが、子どもたちには「もっと外に出て遊ぼうよ!」と言いたいのです。実は、外で体を動かして体感できることは、サッカーに活かせることが多いのです。

例えば、サッカーでは失敗すればピンチを招くような”リスク”を承知でプレーしなければならない時があります。そんな時、そもそも”リスク”とはどういうものかを選手が分かっていなければ、適切なプレーはできません。

日常的に屋内と屋外ではどちらがリスクがあるかといえば、それは屋外です。一歩外に出れば自動車が走っていますし、突然雷雨に見舞われることだってあるでしょう。屋内ではそんな心配はありませんからね。

そのリスクに対して、どのように対応するのか? それを子どもが試行錯誤しながら自分の頭で考え、そして体感することが大事なのです。

つまり、リスクとは、子どもたちが屋外での経験から自然と学ぶものであり、指導者が言葉で言って理解させるようなものではないと私は思います。

ここではリスクを例に挙げましたが、普段から外に出ていろいろな刺激を受けながら体感したことは、サッカーをプレーする上で必ず役立ちます。

特にキッズやジュニア年代は、いろいろなことを吸収しやすい時です。この時期に屋外でたくさん遊び、五感を刺激するような経験をたくさんして、その経験をサッカーに活かしていってほしいと思います。

VOL44

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