一人のサッカー少年から世界チャンピオンへのぼり詰めるまで フリースタイル・フットボーラー徳田耕太郎選手インタビュー【後編】

2013年12月25日

インタビュー

ジュニア年代の子どもたちにもチャレンジしてもらいたいフリースタイルテクニック

ここからは、ジュニア年代の子どもたちにもチャレンジしてもらいたいフリースタイルテクニックを、徳田選手の実演で紹介します。テクニックは計4つ。リフトアップのトリックが2つと、エアムーブのトリックを2つ紹介します。ぜひ、この動画を参考にチャレンジしてみてください。

■リフトアップ

Trick1 ヒールリフト
カッコよくボールを上げるリフトアップの基本ワザ。

<POINT>
ボールを真上に上げるためには、蹴り上げる前の動作に気を配ろう。両足でしっかりとボールを挟んでから、体を傾けつつ足を上げると、真上にコントロールしやすくなる。

Trick2 スラッシャー
蹴りだしたボールを、軸足に当てて上げるトリック。

<POINT>
軸足の角度が地面と垂直になっていると、ボールは後ろに跳ね返ってしまう。軸足のヒザを曲げて前傾姿勢になり、カカトの角度が斜めになるタイミングでボールを当てると、真上にボールは上がる。


■エアムーブ

Trick1 クロスオーバー
ボールをまたいで足をクロスさせ、空中でタッチするトリック。

<POINT>
ポイントはまたぐ足を振り上げる勢いを使ってジャンプし、できるだけ高く跳ぶこと。そして、ボールタッチするときに、「く」の字の体勢を作ること。タイミングをつかむのが難しいので、まずは手でボールを落として、空中でタッチする練習をしよう。

Trick2 レッグビーター
レッグオーバーとクロスオーバーの合わせワザ。

<POINT>
レッグビーターも高くジャンプしたほうが成功率をアップさせられる。ボールを蹴った足と回す足を前後に入れ替える勢いを利用して、高く跳びあがるようにしよう。足を回す前に少し後ろへ引いておくと、さらに勢いよくジャンプできるようになる。

※今回収録したトリックのほかにも、『DVDで熱狂!世界チャンピオンの超絶テクニック「フリースタイル・フットボール50ワザ」 世界チャンピオンが基本からスペシャルまで特別レッスン!』にはたくさんのトリックが紹介されています。詳しくは下記、書籍情報に。


プロフィール
徳田耕太郎(とくだ・こうたろう)
1991年7月21日生まれ、愛媛県出身。ニックネームはTokura(トクラ)
2009年にフリースタイル・フットボールの全国大会で史上最年少となる17歳で優勝。2012年の世界大会「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル」で日本人として初めて世界一に輝いた。現在はワールドツアーで戦うとともに、国内外のワークショップやテレビなどに多数出演している。

フリースタイルフットボール

絶賛発売中!!
『DVDで熱狂!世界チャンピオンの超絶テクニック「フリースタイル・フットボール50ワザ」 世界チャンピオンが基本からスペシャルまで特別レッスン!』

監修:徳田耕太郎
定価:1,470円(本体1,400円)

今、世界中から熱視線を浴びているストリート系スポーツ“フリースタイル・フットボール”。サッカーでよく行われるリフティングをより高度かつパフォーマンス性を高めたスポーツだ。

競技人口、大会規模ともに年々大きくなっていくなか、昨年イタリアにて開催された世界大会「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル2012」で世界王者となったのが、当時まだ21歳だった徳田耕太郎。並みいる世界の強豪を押しのけ、念願となる日本人初の世界王者となった徳田耕太郎が、今回50ワザものフリースタイル・フットボールのテクニックを披露する!

若き世界チャンピオンが実演し、その全50ワザを連続写真と詳細な解説で掲載するとともに、DVDに動画として収録。中には徳田が編み出したオリジナルのワザである「トクラ・クラッチ」なども紹介している。


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