風間八宏氏監修!! 世界に通ずる“トラウムトレーニング”流のファーストタッチ習得術とは【前編】

2014年02月12日

コラム

出す側がボールを出せるタイミングに動く!

 自分の「家」にピタリと止めるファーストタッチを習得したら、次の段階として、仲間と二人の関係で、動きながら行う対面パスの練習をしよう。ボールを出す側はその場に止まったまま。そして、受け手が動いた先の、その足下にかなり強いパスを入れる。二人の間の距離は、わずか5メートルもない。内藤氏の指示が飛ぶ。

「ボールを出す側は、受け手が動いた先の足下に、滑るようなボールを入れよう!」

 一方ボールの受け手は、ここでも自分の「家」を意識しながら、足下にピタリと止めるファーストタッチをする。

 ここで重要なのは、ボールの受け手が、ボールをもらうために動き出すタイミングだ。

「ボールを出す側がまだ出せないときにボールの受け手が先に動き出してしまうと、敵に気づかれてパスコースを防がれてしまいます。だから、ボールの受け手は、ボールを出す側が出せるタイミングを見計らって、一番いいタイミングですばやく動く。そして、来たボールをピタリと足下で止めるように意識します」

 ボールを出す側は、場所(スペース)を目がけてパスを出そうとすれば、パスの強弱を考えなければいけない。が、ボールを受ける選手の足下に目がけてパスを出すのならば、パスがいくら強くても、受け手がしっかりとボールを止めさえできれば、パスは確実につながるのだ。

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