試合で実力を出し切るためのメンタルサポート【後編】

2014年03月02日

メンタル/教育

前編に続き、子どもが試合で実力を出し切るためのメンタルサポートの方法をご紹介します。後編では、緊張や集中に対して、どんなことができるのか、解説します。

構成●編集部

※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.6秋号』P048-053より転載

(前編はこちらから)


緊張という敵に負けないために

 緊張し過ぎていたり、悪い流れの中で落ち着きを取り戻したり、ミスから素早く気持ちの切り替えをする時に有効なメンタル・トレーニングに「セルフ・トーク」という、自分への語りかけがあります。

 自分に不利なことをくよくよ考えてプレーに集中できなかったり、緊張しすぎている自分をにがにがしく思うより、心のマイナスを逆に利用しようという方法です。

 否定的言葉や気分は自己増殖すると言われています。皆さんも、試合の最中に「もしかして負けるのでは…?」「失敗するのでは…?」と思った途端、ジワジワと感覚がひとりでに大きくなって、結果的に負けてしまったという経験があるのではないでしょうか?

「ダメだ、できない」と心の中でつぶやくと、実際に筋肉までも思うように動かなくなってしまうのです。やはり、スポーツにおいて“心”は非常に大きなウエイトを占めています。自分自身を味方につけずに、どうして能力を存分に発揮できるでしょうか?

メンタルコラム003

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