「楽しい!」「できた!」を積み重ねて子どものやる気のスイッチを入れよう!(後編)

2014年03月30日

コラム

小さな「できた!」が、大きな「やる気」に変わる

 一歩ずつではゴールまで遠く感じるかもしれませんが、むやみに高い目標を目指すと、「できない」という悪いイメージをいつまでも拭えず、立ち止まったままになってしまいます。

 小さくても「できた!」を積み重ねていくことで「楽しく」なり、どんどん「やる気」がわいてくるのです。

 アクションプランを立てたら、達成できるようにサポートしてあげましょう。

 ただし、親がアクションの達成に必死になりすぎて、せっかく入ったやる気のスイッチを切ってしまわないよう、アドバイスをするときなどは「やる気を引き出す親の10か条」を参考にしてください。

 特に親も子どもと「一緒に喜び、一緒に楽しむ」こと。子どもは無意識のうちに親の顔色をうかがっています。親がうれしい、楽しいなどの前向きな気持ちでいれば、子どもにもその気持ちがうつって、自然とやる気になるはずです。


<やる気を引き出す親の10か条>

1.ほかの子と比べない
2.感情を否定しない
3.できないことではなくできることを探す
4.反省は1度だけ
5.わかりやすい言葉でシンプルに伝える
6.人格を否定しない
7.決めつけない
8.笑顔で想いを伝える
9.一緒に喜び一緒に楽しむ
10.子どもを信じる


プロフィール
竹内エリカ
(たけうち・えりか)

日本キッズコーチング協会理事長。幼児教育者・淑徳短期大学非常勤講師。2児の母。お茶の水女子大学大学院修了。20年にわたって子どもの心理、教育、育成ついて研究し、これまでにのべ9,000人の親子に関わる。著書にロングセラーとなっている『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』(中経出版)や『子どもの性格を決める0歳から6歳までのしつけの習慣』(カンゼン)がある。

 


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