“考える力”を日常で鍛えるサッカーノートはなぜいいのか

2014年08月16日

コラム

みなさんはサッカーノートを書いていますか? また、書いている人は、その意味をしっかりと理解しているのでしょうか? 中村俊輔選手(横浜F・マリノス)をはじめ、トップレベルで活躍する選手たちがサッカーノートを書くのにはちゃんとした理由があるようです。そこで今回は“考える力”を養うために活用したいサッカーノートについて紹介します。

(文●長島砂織)

『ジュニアサッカーを応援しよう! vol.32春号』P120-123より転載


サッカーノートはイメトレの必須道具

 サッカーノートを「めんどくさい」と言う人は、ズバリ言って素質がない(重要性を気づいていない)です。なぜなら、サッカーノートはイメージトレーニングに欠かせない道具だからです。

 なぜこれほどまでに重要か、まずは指導者が正しく理解していないと子どもにも教えられません。

 サッカーノートは過去、現在、未来すべてのイメージトレーニングにつながります。最初は毎日の練習後、家に帰ってきてから書きますよね。

 今日の練習を思い出すことは、「過去を思い出す」というイメージトレーニングになります。

 「あの時あそこでこうしておけばよかった」と振り返ることで、今度は「じゃあ何をすればいいか」という「現在の課題」が見えてきます。

 現在の修正イメージができたら、その場で立って体を動かしながら何十回もトレーニングして「よし、こうすればOK」というところまで持っていきます。

2014MUFG東京10

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