日本代表・柴崎岳選手が考える司令塔としてのビジョン

2014年10月07日

サッカーエンタメ最前線

アギーレJAPANの新司令塔として注目が集まる柴崎岳選手。9月のベネズエラ戦では素晴らしいゴールをあげましたが、柴崎選手は試合中に何を見ているのでしょうか。6日発売の『フットボールサミット第25回 鹿島アントラーズ サッカー王国のつくりかた』から司令塔が口にした言葉を一部紹介します。

文●西部謙司 写真●Getty Images

『フットボールサミット第25回 鹿島アントラーズ サッカー王国のつくりかた』より一部転載


新たなスタートとロングラン

 ハビエル・アギーレ新監督の船出となった2試合は、まだ目指すサッカーの輪郭も見えるかどうかという程度だった。ただ、柴崎のゴールは、このチームが必要とする種類のプレーだったと思う。

 新しい選手の、新しく身につけたプレーが、新しい代表チームの武器になる。そういう符号が暗示的に思えるシーンだった。


――ベネズエラ戦の長い距離を走ってのゴールは素晴らしかったですね。

柴崎 長い距離を走ってゴール前へ行くのは、タイミングが良くないと逆にピンチになることもある、リスクのあるプレーです。ですから、0‐0やリードしているときには、ゴールになる確信がないとやらないプレーなんですけどね。

――鹿島ではボランチですから、代表のときよりもう少し深いポジションです。それでも長いランニングでゴール前へ出て行くプレーは増えている印象があります。

柴崎 3列目からの飛び出しはチャンスになるし、自分がやられると嫌なプレーでもあります。タイミングをつかんできたのは昨年あたりからですね。

――ボランチからの長駆は確かにリスクもあります。どこで判断をするのでしょうか?

柴崎 前半から行くこともありますが、後半に相手の運動量が落ちてきた時間を狙うことが多いですね。ただ、行きすぎて守備に運動量を使えないようでは元も子もないので、回数は自分でコントロールしています。

――鹿島では、ゲームのシナリオを作るというか、ゲームの流れを読みながらプレーを変えていますね。

柴崎 それも昨年あたりからです。本来は人を使うプレーですが、最近は使われるプレーでも手応えを感じていますし、プロに入ってからイメージを具現化できるようになりました。チーム内での役割はある程度決まっていますし。(小笠原)満男さんと組んでいるので、自分が前に出やすいこともあります。違う選手とボランチを組んだときは、逆に僕が満男さんのように後ろでバランスをとりながらプレーすることもあります。

――どちらがやりやすいですか?

柴崎 どちらもやれると思いますし、どっちも好きです。ただ、監督によっては後ろに残る選手に潰せるタイプを置きたい場合もありますし、僕のようにゲームを作るタイプを置いてパスを回したい場合もあるでしょう。僕としてはどちらでも良いプレーはできているつもりです。まあ、後ろにいると消極的に見られることもありますけど、役割は全うしているんです。

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