ユース時代からすごかった武藤嘉紀選手のゴールを奪うことへのこだわり
2015年04月21日
サッカーエンタメ最前線イングランドの名門チェルシーFCが正式オファーを出し、国内での注目が集まるなかでも、リーグ戦6試合を終えて5ゴールと安定してゴールを奪い続けている武藤嘉紀選手。そんな武藤選手はユース時代からゴールを奪うことへのこだわりがスゴかったという。
(構成●編集部 写真●Getty Images)
オフ・ザ・ピッチでも見せるゴールへのこだわり
昨シーズン、大学生Jリーガーとして日本代表にも招集され、代表デビュー2戦目にしてゴールあげる活躍などを見せて一躍脚光を浴びた武藤嘉紀選手。
今年1月に行われたアジアカップでも活躍が期待されましたが、思うような結果を残すことはできませんでした。それでも3月に大学を卒業した後、Jリーグでゴールを量産。欧州のクラブから関心を集めるまでになりました。
以前、『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.35』では、そんな武藤選手のユース時代をよく知る人物として、右田コーチ(FC東京U-18コーチ)に取材したことがあります。
そのときの取材で右田コーチに、武藤選手のユース時代のエピソードを紹介していただきました。
「FC東京U-18のときの当時の監督が、武藤の将来性を考えてサイドバックにコンバートしようとしたことがありました。経験を積ませて視野を広げたいという狙いがあったんです。
でも、武藤は得点に絡みたいという意識が非常に強かったようで、その監督に直談判してフォワードとしてチャンスをもらったんです。そして結果を出した。
いまでもこの話をその監督が嬉しそうに話してくれます。『今まで直談判してきた選手はほとんどいないよ』と。
普通の感覚であれば、直談判して結果が出なかったときのリスクを考えて恐れてしまうもの。でも、武藤はミスを恐れずにトライできる覚悟ができている。
そういう姿勢は彼のプレーの思い切りの良さにも出ているのではないでしょうか」
今の活躍にもつながる思い切りの良さはユース時代からはあったといいます。今シーズンもさらなる活躍に期待です。
そんな武藤選手の知られざるエピソードは『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.35』に掲載中です!
⇒最新号の『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.35』では、武藤嘉紀選手の知られざるエピソードなどを紹介しております。詳しくは『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.35』にて。
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