コラム

「自分で考える術」をもたない子どもに起こることとは? 自分で責任を負い、決断することの必要性

2015年12月13日

やさしくてシンプルな子育て方法を教えることで、国際的に高い評価を得ている講演家バーバラ・コロローソによるベストセラー『子どもの力を引き出すシンプルな習慣 自分の力でやってみる喜びを育む』より、子育てにおいて役立つ言葉を一部抜粋して紹介します。

(著●バーバラ・コロローソ 訳●田栗美奈子 写真●編集部)

『子どもの力を引き出すシンプルな習慣 自分の力でやってみる喜びを育む』より一部転載


「自分で考える術」をもたない子どもはどうなる?

 子どもがティーンになっても、責任を負い決断する機会を与えないままだと、どうなるでしょうか。

 間違った服を選んでしまったら、こういったタイプの親は子どもを叱るに決まっています。「そんなの着ちゃだめよ!」あるいはもっと巧妙にこう言うかもしれません。

「あなたが着たいんなら、その服でもいいわ。でも、よそで人に名字を言うんじゃないわよ」

 そのころになると、子どもはそんな親を喜ばせる方法を身につけています。問題が深刻な形で表面化するのは、子どもが「もう親を喜ばせたくない」と考えるようになったときです。こうしたタイプの親から、一度ならずこんなふうに泣きつかれたことがあります。

「この子を見てください。以前は本当にいい子だったんです。お行儀がよくて、礼儀正しくて、身なりもきちんとして。なのに、今のこの格好ったら!」

 こうした親の訴えに対するわたしの答えはこうです。

「いいですか。お子さんは小さいころから、親に言われたとおりの服装をしてきました。親に言われたとおりにふるまい、命じられたとおりの言葉を口にしてきました。それだけなんですよ。変わったわけではありません。今でも人から命じられるとおりに従っているのですから。問題は、従う相手が親ではなくなったということ。仲間の言いなりになっているだけです。この子は『自分で考える術』が身についていないのですよ」

 あるいは、こんな可能性もあります。自分を引っぱってくれる相手を探し求めるか、あるいは自信過剰になって誰の支えもはげましも忠告も受け入れようとしなくなるのです。

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