U-17W杯に向けてリスタート! 00ジャパン、U-16メキシコ代表に6-0完勝! 2位で大会締めくくる
2016年06月27日
ジュニアサッカーニュース
【写真:難しいシチュエーションで挑んだメキシコ戦だったが、大勝で大会を締めくくった】
U-16インターナショナルカップ、メキシコとの最終戦はスコア6対0、シュート数28対3という数字が如実に物語る圧勝劇だった。試合前にマリの優勝が決まるという難しいシチュエーションだったが、「マリへのリベンジは今日から始まるんだぞ」という森山佳郎監督の言葉に応えるように、序盤から選手たちは躍動していった。
日本は、このメキシコ戦で3-4-3の新システムをテスト。DFに故障者が出たという事情もあったが、戦術的な幅を広げる狙いもあったのは言うまでもない。「相手がこう来たら、こちらはこう出るとか、オプションを広げたい」(森山監督)という狙いだ。全員がボランチという3バックのパス出しを起点に、棚橋尭士選手(横浜FMユース)、中村敬斗選手(三菱養和ユース)、久保建英選手(FC東京U-18)という3トップが序盤からメキシコに襲いかかった。
先制点は14分。久保選手のシュートをGKが防いだこぼれ球を棚橋選手が蹴り込んで、1-0。さらに18分にはDF菅原由勢選手(名古屋U18)のクロスからMF福岡慎平選手(京都U-18)がダイナミックな動き出しからのヘディングシュートを突き刺し、2-0。35分には久保のドリブルが潰されたこぼれ球を拾った中村選手が鋭いシュートを突き刺し3-0として前半の内に試合を決めてしまった。
後半も攻撃陣が競い合うようにゴールを目指す日本は、62分にMF平川怜選手(FC東京U-18)が頭で決めて4点差とすると、68分には再び棚橋選手が大会単独得点王となるゴールを沈めて、5-0。最後は76分、途中出場のFW宮代大聖選手(川崎F U-18)が「ゴチャッとした感じ」から気持ちで押し込んで、6-0としてフィニッシュ。優勝は逃したものの、ワールドカップのグループリーグ戦を想定した「最低2位」という目標は果たす形で大会を締めくくってみせた。
(文・写真●川端暁彦)
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