U-16日本代表、セレッソ大阪組は次代の日本を担えるか

2016年09月18日

サッカーエンタメ最前線

現地時間の16日に行なわれたAFC・U-16選手権インド2016・ベトナム戦で7-0で圧勝し、2大会ぶりのU-17ワールドカップ出場権獲得へ大きな一歩を踏み出した森山佳郎監督率いるU-16日本代表。一夜明けた16日はインドリーグのチャーチル・ブラザーズなどが使用しているティラク・マイダン・スタジアムで15時半から1時間強の軽い調整を実施した。

(文●元川悦子 写真●佐藤博之)

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【チーム“最年長”山田寛人選手(セレッソ大阪)。次戦以降のゴール量産に期待がかかる】


気温36度、湿度83%という凄まじい環境

 現地時間の16日に行なわれたAFCU-16選手権インド2016・ベトナム戦で7-0で圧勝し、2大会ぶりのU-17ワールドカップ出場権獲得へ大きな一歩を踏み出した森山佳郎監督率いるU-16日本代表。一夜明けた16日はインドリーグのチャーチル・ブラザーズなどが使用しているティラク・マイダン・スタジアムで15時半から1時間強の軽い調整を実施した。

 ピッチ上に置いた温度計が気温36度、湿度83%という凄まじい数字を示す中、23人全員で行われたトレーニングは、前日のゲームに出場した主力組とそれ以外に分かれて進められた。

 前日ベトナム戦で先発出場し2ゴールを挙げたキャプテン福岡慎平(京都U-18)、久保建英(FC東京U-18)らは軽いボール回しや2人1組でのパス交換などクールダウンのみで終了。途中出場した瀬畠義成、菊地健太(ともにJFAアカデミー福島)ら控え組は森山監督の指導の下、6対3、3対3+GK、4対4+GKといった実戦的なメニューを精力的に消化した。

「次のキルギス戦(19日)は5~6人メンバーを入れ替えるつもり。ベトナム戦は7点取れたのはありますけど、受け手と出し手があっていないシーンがあって、そこはかなり満足いかない部分だった」と指揮官が不完全燃焼感を吐露したが、初戦の課題を克服するためにも前回サブに回った選手たちがどこまで調子を上げられるかが重要ポイントになってくる。

 居残りでシュート練習をこなした瀬畠、あるいは現地入り直前の茨城合宿の鹿島アントラーズユース戦に出場していた上月壮一郎(京都U-18)らの台頭に大きな期待が寄せられるところだ。

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