アジア年間最優秀ユース選手に輝いた長野風花選手。未来へ羽ばたく次世代のヒロインが世界の舞台を経験して感じたこととは?

2016年12月02日

インタビュー

成長を続ける17歳が目指すもの

――世界の強豪国と戦い、日本が通用したこと、また課題を教えてください。

長野「細かいところでのパス回しとその精度の高さ、そして、アタッキングサードでのアイデアは十分に通用しました。課題はゴールを決めきる最後の部分です」

――個人としてはいかがでしょうか?

長野「試合を重ねるごとに相手の動きが見えるようになりました。それもあり、大会中にスルーパスが通せるようになりました。広い視野を持って状況が見えるようになって、相手や味方の動きが冷静に把握できるようになったのが自分の成長できたところだと実感しています。課題は得点力です。6試合フル出場して1点も決めることができなかったので、すごく悔しいです。もっと得点力をつけて相手にとって怖い存在にならないと、上のカテゴリーでは通用しないし、代表に呼んでもらえません」

――試合ごとにスペースへのパスの意識が高まっているのは感じました。楠瀬直木監督の指導があったのでしょうか。

長野「特別な指導は受けていません。ただスペースに対する出し手と受け手の意識が合い始めたのは感じていたので、試合を追うごとにスペースが共有できるようになりました。選手間でも大会前から話をしていました。たとえば、試合映像を見ながら『このスペースを狙いたいね』と話し合いながらピッチ上でトライしていました」

――スペースの共有について手応えを感じた試合やシーンはありますか。

長野「それぞれの試合で少しずつはあるのですが、特に手応えを持つことができたのは準決勝のスペイン戦です。なかでも、オウンゴールを誘発した2点目のシーンは出し手と受け手のイメージがぴったり合いました。あのスルーパスは自信がついた一本です」

(続きは『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.43』をご覧ください)


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【商品名】ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.43
【発行】株式会社カンゼン
2016年12月6日発売予定
A5判/並製/176ページ

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