コラム

「コミュニケーションをとれ」だけではコミュニケーションが足りない。ミーティングの“質”を高めるための実践法

2016年12月16日

日常生活からコミュニケーションの量と質を高めていく

 指導者が選手たちを集めてミーティングをしても、思うように選手から意見を引き出すことができない、そんな経験はありませんか?そんなとき、指導者としては、「もうちょっと活気あるチームにならないか」と考えてしまいます。まずはチーム内に活気を与えるために、そして安心してお互いが意見を言い合えるために、コミュニケーションの「量」を増やすことに着手しましょう。

 ここでひとつ、チームビルディングに活用できるメニューを紹介していきます。「風景描写」という実践例です。全員が1枚の紙とペンを用意したら、お互いに紙をのぞき込んだりしないよう説明します。

 指導者は選手たちにこんな指示を与えてください。『今からこちらの指示に従って簡単な風景画を描いてもらいます。まずその紙の好きなところに家を描きましょう。次に太陽を描きましょう。そして木を描きましょう。最後に川を描きましょう。では、お互いの絵を見せ合って下さい。どんな絵になりましたか?』

 家、太陽、木、川を同じ指示に従って描きましたが、みんなそれぞれ個性を感じます。多くの人が太陽を右上か左上に描いたのではないでしょうか。家は紙の中央に描いた人が多いかもしれません。しかし、木を描いた場所や本数、川の流れる向きなどは人それぞれだと思います。

 つまり、まったく同じ絵を描く人はいないのです。指示は同じでも感じ方は一人ひとり違うということは、言い換えれば、質問を投げかけてもみんな異なる意見や考えを持つのが自然だということなのです。「自分だけ考え方が違ったらいやだな」「否定されるのが怖い」という人が多く、なかなか活発な意見交換ができないものです。

 しかし、安心してください。この活動からもわかるとおり、そもそもみんな考え方、意見は違うのです。発言の苦手な選手には、自信を持って発言できるよう背中を押してあげてください。

teambilding

■解説
ただ単に「絵がうまい、ヘタ」というところに留まらず、要は「どれだけたくさんの受け取り方につながるか」ということを選手たちが体験し、みんな異なった解釈をしているんだ、ということが伝われば導入としては十分です。


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【商品名】「個」を生かすチームビルディングチームスポーツの組織力を100倍高める勝利のメソッド
【著者】福富信也
A5判/208ページ
⇒サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールなど集団スポーツに欠かせない、個を生かすための組織づくりで、最高のチームをつくりあげる!!


 

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