コラム

柴崎岳選手に学ぶ“賢い選手”になるための秘訣。「できないことは、未来に向けて練習して、それができるようになったら試合でやればいい」

2016年12月20日

2列目の(中盤の前目)の選手として地位を確立しつつある鹿島アントラーズ・柴崎岳選手。以前からクレバーなプレースタイルで注目されていたが、彼の言葉に耳を傾けると、“賢い選手”であるために柴崎選手なりの哲学が存在することがわかった。

(文●清水英斗 写真●Getty Images)

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.39』より転載


KASHIWA, JAPAN - SEPTEMBER 10:  (EDITORIAL USE ONLY) Gaku Shibasaki of Kashima Antlers in action during the J.League match between Kashiwa Reysol and Kashima Antlers at the Hitachi Kashiwa Soccer Stadium on September 10, 2016 in Kashiwa, Chiba, Japan.  (Photo by Etsuo Hara/Getty Images)

攻撃は機械的であり独創的である

――攻撃に関しては、守備ほど細かく戦術が決まらないものなんですか?

 守備ほどは細かくないと、僕は思います。それは今までの監督が、選手の感性を重視する人だったから、ということもありますね。細かい監督もいると思いますが、僕はそういう監督に今まで出会ったことがないので、すごく自由にやらせてもらっていると思います。

 僕が思うのは、攻撃の決め事が多いと、機械化してしまうので、相手にも分析されやすいということですね。だけど、世界最高峰の選手たちは、両立できていると思います。機械的でありながら、独創的でもある。たとえば、ある場面で、チームの戦術とは違うことをして、ゴールしちゃうとか。それはもう、トップレベルですよね。

――ロッベンとか、そんな感じですね。だけど、それは点を決めたから許されるけど、もし失敗したら、ものすごく怒られるんじゃないですか?

 そう。でも、そんなものだと思いますよ。ミスをすれば味方にも怒られるし、監督にも怒られる。だけど、ゴールとかラストパスで良いプレーをできれば、「うまくいったけどダメだ!」なんて怒る人は、いないじゃないですか。

――たしかに。

 チームでやりたいことと、個人でやりたいことのバランスですよね。たとえば「球離れを早くしましょう」と言う監督がいたとき、パスが得意な選手は、全く問題ない。だけど、ドリブルが得意な選手は、チームのやりたいことと、状況によっては反する部分もありますよね。

 そこは、その選手の判断で、状況によって、どっちを取るのか。この位置ではチームのプレーをするけど、ここまで来たら、自分の思いついたことをやっちゃう、とか。そこを正しく判断して、プレーを成功できる選手は、やっぱりいい選手だと思いますね。

VOL44

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