OKラインで目標設定。「できていないこと」を「できること」にしていく積み重ねで子どもの自信をUPさせる!

2016年12月29日

メンタル/教育

子どもが「サッカー選手になりたい」という目標を持っていても、簡単に成し遂げられることではありません。身近な部分で一つひとつできることを考えていきましょう。

(文●森川陽太郎 写真●編集部)

『本番に強い子の育て方』より一部転載


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「現実」と「目標」「理想」のギャップを埋める

「現実と向き合う」というのは、言葉で言うのは簡単ですが、大人にとっても子どもにとっても、厳しいテーマです。

 サッカー選手になりたいという夢があるのに、現実の自分はチームの試合にも出られない。当然、今の自分に自信なんてあるはずもありません。

 でも、「それを認めてしまうと、もう夢を目指せなくなってしまいそうで怖い」と心のなかで思っているのです。

 自信がないからこそ、現実に向き合えない→現実に向き合わないから自信がつかない→自信がないから……。

 つまり、自信がない子というのは、こういう悪循環に陥っています。
 これを断ち切るのも、結局は「自信」なのです。

 現実と向き合えない最大の理由は、自分の「現実」と「目標」や「理想」とのギャップが大きすぎるから。

 つまり、試合にも出られない子が現実から逃げてしまうのは、「レギュラーとして試合に出てたくさん点をとる」という自分の理想の姿と、今の自分の姿とのギャップが大きすぎるからなのです。これを実現することなんて、それこそ、10段抜かしで階段を駆け上がるくらいにあり得ないことでしょう。

 だったら、「現実」と「目標」「理想」のギャップを埋めていけばいい。

 つまり、現実の自分に少しずつOKをあげていけばいいのです。

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