「ほめるって、ムズかしい!」を解決する! 子どもを伸ばす“ほめ方”講座

2017年02月07日

コラム

ほめるフリからでもOK!! 子どものいい部分をほめる

 このように、講座の中では、ほめることに重点を置いています。さらに効果的なほめ方として、子どもが何かいいことをしたときに、ただ「えらかったね」と言うのではなく、ステップに分けてほめることをおすすめしています。

 まず最初に、「すごいね」「えらいね」と賞賛を与える。次に「○○ができたね」と子どもの良い行動を言葉にします。そして、子ども側の理由を説明します。

 つまり、良い行動をしたことで、子ども自身にどんな良いことがあるのか、そのメリットを言葉にして伝えるのです。「片づけできたね。これだとすぐ道具使えるね」というように。「助かるわ」でもいいですが、親の都合より、子ども自身が「そんないいことがあるんだ」と実感を持てることが重要です。

 とはいっても、ほめることに苦手意識を持っているお母さんは、けっこう多いですね。日本はなかなか欧米のようにほめる文化がないし、厳しくしつけられて自分自身がほめられた経験がないという方もいらっしゃいます。

 とにかく、まず、形にあてはめて、やってみてください。ほめるフリからでもいいです。そこから親子関係が変わっていくと思います。

 親というものは、どうしても悪い行動のほうが目について、7割悪い行動、3割良い行動なら、悪いことを注意してしまいがちですが、3割の良い部分をほめて、伸ばしてあげてください。そのほうが楽なんです。悪いことを注意するほうが難易度が高いものです。

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