本格的な『卒団アルバム』をつくるのって難しいですか? 経験者に聞いてみた

2017年02月23日

コラム

子どもたちが大人になったときに

――卒団式も盛り上がりますね。子どもたちの喜ぶ顔を見ると、アルバム作成担当としても達成感があるのでは?

 それが、もうすぐ中学生になるような小学6年生の男の子って、アルバムをもらってもそんなに大喜びはしないんですね(笑)。受け取ったときはしばらく眺めていますが、その後はほとんど見ないですよね。どちらかというと保護者のためにつくっているような感じもあってですねぇ(笑)。保護者やおじいちゃん、おばあちゃんには好評で喜んでもらえます。でも子どもたちも成長して、やがて大人になったときにアルバムを開くことがあったら「ああ懐かしいな!」って思ってもらえたらと思います。

――卒団式を終えて、アルバム作成担当も無事に大役を終えるわけですが、次の代への引き継ぎはどのように行うのですか?

 ノウハウは引き継げるように記録しています。(卒団式までの)タイムスケジュールとして、コーチや子どもにコメントを書かせるタイミング、入稿する時期、あるいは印刷業者の情報や、必要であれば画面のキャプチャーをとっておき、データとして次の担当者に渡しています。そういえば、アルバムづくりが動き出す時期になると、ひとつ下の学年でアルバム担当になったお母さんから問い合わせの連絡もありますね。

――卒団アルバムづくりをやってみたいけれど、今ひとつ不安で踏み出せない保護者に対して、アドバイスがあればお願いします。

 確かに製本した本格的なものを作ろうとすると、ある程度はパソコンのスキルが必要になってきます。でも、たとえパソコンが苦手でも、二の足を踏むのではなくて思い切って参加してみて、そのなかから自分のできることを探してみるといいのではないでしょうか。子どもやコーチにコメントを依頼して回収するとか、役に立つことのできる作業は色々とあります。親として関わったジュニアサッカーライフの思い出に残る体験ができると思いますよ。

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