子どもたち個々の成長につながる「プレースタイル」と「システム」選びとは

2017年03月02日

サッカー練習メニュー

【トレーニングメニュー例】ハンドパスゲーム

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■準備
・人数やレベルに応じて、正方形グリッドを作る。(縦30m×横40mを基準とする)
・両サイドにフリーマン(オレンジ※移動可能)、縦にはターゲットマン※赤色同じ場所にいる)を配置。

■進め方
1.ピッチ内は、8対4+フリーマンとなる。ボールを持っているチーム(ここでは青と、水色)がオフェンスとなる。
2.ボールは手で扱い3 〜5秒以内にパスを出さなくてはならない。また、ボールを持っている選手は走ることができない。
3.味方からのパスをターゲットマンにヘディングでダイレクトに渡すと1ポイント。その際に必ずフリーマンを経由しなければならない。
4.ボールをインターセプトされたり、地面に落としたら、ボールロストしたチームがディフェンスとなる。

■バリエーション
・うまくできなければ、オフェンス側のビブスの色を1色にする。
・ゴールはヘディングだけでなくボレーシュートなどもOKにする。
・守備を時間制(1 〜2分など)とする。

コーチングMEMO

スペースを意識してゴールまでをイメージ
 ゴールをするためには、必ずフリーマンを経由しなくてはならないので、クロスからのシュートをイメージしやすくなる。

 どこでボールを受けるとゴールにつながるのか、頭を振ってスペースを意識しながら組み立てていけるようになれば理想的だ。


プロフィール
平野淳
(ひらの・じゅん)
1974年生まれ。大学卒業後、欧米へコーチ留学。UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)ライセンスを始め、イングランドオランダ、ドイツ、スコットランド、アメリカなどで指導者ライセンスを取得。横浜F・マリノスやFC東京などJリーグクラブでの指導経験だけでなく、海外でも子どもたちに指導を行う。現在、ファンルーツアカデミーの代表として、サッカーの普及活動を国内外で展開している。


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【商品名】ジュニアサッカーバイブル5 小・中学生のサッカーチームをつくろう!基礎からわかる!コーチ養成講座
【著者】平野淳 ((株)ファンルーツ)
【発行】株式会社カンゼン
A5判/256ページ
⇒チームコンセプトの決め方、自チーム・相手チームの試合分析の方法、トレーニングを組むときの考え方、試合当日のコーチのあり方などを盛り込んだ、コーチ必携の書。


 

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