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【PR】ブラジル・クルゼイロの練習に参加した日本人サッカー少年が得たものは

2017年05月15日

ブラジルの名門クラブチーム『クルゼイロ』は、日本で小学生向けのサッカーキャンプなどを開催し、2014年から日本の子どもたちの指導を行っている。このキャンプでアシスタントとして参加しているクルゼイロジャポンの小林ヒロノリ指導部門責任者は、毎年ブラジル遠征にも同行している。そこで、日本と子どもたちとブラジルの違いについて話を伺った。

文●編集部 写真●クルゼイロ・ジャポン


実戦的なスキルを持つブラジルの選手たち

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――まず、クルゼイロのコーチたちは日本の子どもたちにどういった印象を受けているのでしょうか?

 クルゼイロのコーチは、日本の少年をよく褒めてくれます。「規律正しく、コーチを尊敬している」「ボール扱いの能力に長けている」「このまま成長すれば、プロ選手になれる。同年代のブラジル人と比べても遜色ない」これらの意見は、決してお世辞ではなく、本音のようです。

 ブラジル・クルゼイロに武者修行に行った小学生は、日本人の中でも、熱心にサッカーに取り組み、日々ボールに触って、実力を高めているサッカー少年たちです。もちろんボール扱いは巧みで、リフティングは何千回、ドリブル・フェイントは大得意です。

 日本人の少年を初めてみるブラジル人コーチは、「お前のところの選手はいいな!」と目を丸くしてほめてくれます。しかし、実際に練習になると大きな課題もありました。

――実際の練習の課題とは?

 ブラジル・クルゼイロのトレーニングでは、ウォーミングアップから「試合で生かすためにはどうすればいいのか?」を意識したトレーニングがほとんどです。たとえば、対面パスでも、DF役の等身大の人形のような障害物を設置します。ステップワークでこの人形を外してからボールを受ける。人形を腕で押さえて、前に出られなくしてからボールをコントロールする。

 リフティングも、ただボールをたくさん回数つなげるだけではなく、フットバレーが行われます。ブラジルでは定番のメニューなのですが、相手がどのように守っているか? 相手の弱い部分はどこか? 常に相手がいる中でボールを扱うことを意識させるのです。

 日本人の少年たちは、こういった種類のトレーニングに慣れていないため、普段と違うことを求められると、途端に持っている素晴らしい技術を発揮することができなくなってしまうのです。リフティングを何千回も出来る選手が、フットバレーに苦労してしまう。

 ルールは単純で、パスを必ず2回つなげてから相手陣地(約5m2)に入れる。ただそれだけなのですが、ボールを何とかつなげるのが精いっぱいです。隣のブラジル人選手たちは、回転をかける、ノールックでアタック、パスするフェイントを入れてアタックなど。しかも笑顔を浮かべて楽しそうに盛り上がっていました。

 ウォーミングアップから駆け引きをしながらボールを扱う。そして口を出さずに、その発想を見守るコーチ。彼らが試合で見せる即興性が生まれる源泉はここにあるのではないかと感じます。

 その彼らも、いつまでもニコニコしているわけではありません。トレーニングが進み、対人形式や試合になった瞬間に、目の色を変えて戦う戦士になるのです。このオンオフの切り替え、メリハリの部分にはいつも驚かされます。

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