コラム

川島永嗣選手がクラブと日本代表で掴んだ”守護神”。見習うべき”諦めない心”

2017年06月02日

川島永嗣

葛藤する日々が続いたシーズン序盤

 今季からフランス1部のメスに入団した川島永嗣選手。シーズン開幕当初はベンチ外が続いていましたが、第31節のPSG戦でリーグ戦デビューを飾ると、第37節のトゥールーズ戦ではPKもセーブしクラブの1部残留に大きく貢献しました。

 初めてのフランスリーグで、いかにしてレギュラーを勝ち取ったのでしょうか。川島選手が『フットボールチャンネル』のインタビューに応じ、激動の1年を振り返りました。

 メスへ移籍する際、川島選手にはクラブ側から控えとしての獲得であることを伝えられていたそうです。その通りシーズン序盤は、正GKの座をフランスU-21代表の成長株トマ・ディディヨンに明け渡す日々が続いていました。

 それでも川島選手はポジティブに考え、自分が劣っているのではなく、どうすればチームに貢献できるのかを第一に考えて日々の練習に取り組んでいました。

「競争の中で勝っていくためにはどうしないといけないのかな、と考えていました。同じレベルのことを考えるのではなくて、自分は外国人として何をチームにプラスアルファとしてもたらせるのか、ということを突き詰めていかないといけないと」

 なかなか出番が訪れない中で、苛立ちを覚えたこともあったと言います。それでも腐らず、ポジティブに努力を続けていた姿を周囲の人々はしっかりと見ていました。その成果は久しぶりに招集された日本代表の大事な試合であらわれます。

今年3月に行われたロシアW杯最終予選で、川島選手は先発に抜擢されました。するとタイ戦ではPKを止め、ビッグセーブ連発で日本代表の2連勝に大きく貢献します。

SAITAMA, JAPAN - MARCH 28:  Eiji Kawashima of Japan saves the penalty kick by Teerasil Dangda of Thailand during the 2018 FIFA World Cup Qualifier match between Japan and Thailand at Saitama Stadium on March 28, 2017 in Saitama, Japan.  (Photo by Etsuo Hara/Getty Images)

常にポジティブな気持ちで日々の練習に励んだ川島

 さらにクラブでも努力が実る日がやってきました。4月18日に行われた第31節のPSG戦でフランスリーグ戦デビューを飾ると、第35節のナンシー戦からは正GKとして最終戦の第38節までゴールマウスを任され、メスを1部リーグ残留に導く活躍を披露しました。ベンチにも入ることが出来なかった序盤戦から、川島選手のチーム内での立場は劇的に変化したのです。

試合に出れずに葛藤していた日々を川島選手はこう振り返っています。

「ベンチに入ったりとか、本当にゆっくりだけど一歩一歩進みながらも、なかなか自分が思っているようには進まないということに対する苛立ち、というのはもちろんありました。でもとにかく自分は、キャリアが終わったときにやりきった、と思える人生が良い。それを考えたら、『もらったチャンスだから、やるだけやって、ダメだったらしょうがない』と思いながらやっていましたね」

 常にポジティブな気持ちで日々の練習に取り組んでいたからこそ、川島選手は監督からの信頼を勝ち取り、3人目のGKから正守護神へと立場を逆転させることができました。「葛藤するからこそ、自分が新しい気持ちを求めるわけだし、逆に葛藤とかそういうものがなければ自分の中から湧き出てくるものもないだろうし」と語り、苦しい時でも成長への意欲を絶やさない川島選手の思考法を見習うべきなのかもしれません。

 さらに川島選手は、フランスリーグのアタッカーの印象や葛藤の日々が続いた時期の心境など今季を振り返っています。

川島永嗣選手のインタビュー全文はこちら

 

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