「練習メニューを自身で考えることに意味がある」。自主練を考えることは状況に応じて柔軟に対応する力を生み出す

2017年07月06日

コラム


Q2

ボールを遠くへ飛ばすにはどうすればいい?


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ジュニア時代は飛距離よりも正確性を求めるべき

 ボールを遠くへ蹴るためには、足だけでなく、全身を使わなくてはならず、筋力も必要になります。腕のスイング、上体や腰のひねりなどすべてが連動することで、大きな力を生み出します。ただし、体が未発達のうちは、バランスを取ることが簡単ではありません。助走をつけても、その勢いをうまくボールへ伝えられないという例も多いはずです。
 
 体に柔軟性があっても軸足をしっかりと置かないことで、足のスイングに負けて重心が不安定になりがちです。そうした状態で正確性を無視して飛距離を伸ばしても、その後の上達にはつながりません。ハッキリと言えば、ジュニア時代は飛距離よりも正確性を求めるべきです。ボールを正しくコントロールできていれば、身体の発達とともに飛距離は伸びるので、慌てる必要はありません。
 
 遠くへ飛ばすためのキックを磨くのではなく、正確性を高めることで飛距離を伸ばすという取り組み方が良いでしょう。
 
 最も飛距離が出るインステップキックの練習をしましょう。まず、インステップキックで近い距離の的当てをします。10 回中7回などの条件を設定し、成功したら的を少し遠ざけてみましょう。「飛ばす」という意識よりも「当てる」意識が強くなります。その中で、キックのモーションから無駄がなくなっていきます。過度な力みが消え、スムーズなフォームになるものです。
 
 正確に無駄なくボールに力を伝えなければ遠い距離では的を狙えません。的までの最短距離を無駄なく飛ばすキックを身につけることで、的を狙える距離が伸びていくことに気がつくはずです。

 

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