コラム

“一点集中型”のトレーニングよりも効果アリ!! 夏休みをキッカケにはじめるトレーニングの考え方

2017年07月12日

まもなく夏休みですね! 子どもたちには、長い休みにはサッカーに限らず様々な経験を積んでほしいものですが、もし自分に足りない部分があるとすれば、それを補うチャンスではないでしょうか。今回は、夏休みから挑戦できるトレーニングについて、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の広瀬統一先生の言葉に耳を傾けます。

(文●岩本勝暁 イラスト●舌霧スズメ)

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.17』より転載


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トレーニングで大切なのは計画をしっかり立てること

 夏休みだからといって、走り込みに重点を置くチームがあります。しかし、持久力というのは、1週間程度ですぐに伸びるものではありません。長い期間をかけて積み重ねることで、はじめて向上するものです。  

 確かに、炎天下の中で走り込めば、心理的な限界が上がってパフォーマンスの向上につながることはあるでしょう。そうした位置づけでの走り込みは否定しませんが、熱中症やモチベーションの低下といったリスクも伴います。純粋に体力を向上させるのであれば、短期集中型の練習はあまりお勧めできません。リスク管理という意味でも、責任を果たすことができないケースも出てくると思います。  

 では、指導者や保護者といった大人の立場で気をつけることは何か。それは、しっかり計画を立てることです。例えば1年間を「長期的な計画」とし、さらに 「中期的な計画」、「短期的な計画」と、三段階に分けます。その上で1年間の中でのピークを設定し、夏休みを中期的な計画としてとらえ、子どものどういう能力を向上させるかを考えるのです。暑い日中を避けて朝や夕方を練習時間に選ぶのは、短期的な計画になります。

 本来、トレーニングは年間や月間、週間で強弱をつけながら、分散型でプログラムしていくことが大切です。その中で、今回は夏休みにどのようなトレーニングをするかを考え、行いましょう。

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