振り向きざまに左足一閃!! 鮮烈なJデビューを飾ったポドルスキのスーパーゴールにみるFWとして持つべきある”意識”

2017年08月03日

サッカーエンタメ最前線

今夏、ガラタサライ(トルコ)からヴィッセル神戸に移籍した元ドイツ代表、ポドルスキが7月29日(土)に行われた大宮アルディージャ戦でJリーグデビューを飾り2ゴールを挙げました。衝撃だったのは1点目のミドルシュート…。なぜこのゴールが生まれたのか。それはFWなら持ってほしいある”意識”があったからこそでした。

文●中澤捺生/ジュニサカ編集部


KOBE, JAPAN - JULY 29:  Lukas Podolski of Vissel Kobe in action during the J.League J1 match between Vissel Kobe and Omiya Ardija at Noevir Stadium Kobe on July 29, 2017 in Kobe, Hyogo, Japan.  (Photo by Buddhika Weerasinghe - JL/Getty Images for DAZN)
(写真●Getty Images for DAZN)

常に”ゴール”を意識しているポドルスキ

 7月29日(土)。今夏、ヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがJ1リーグ第19節、大宮アルディージャ戦でJリーグデビューを飾りました。日本中に衝撃を与えたのは後半4分でした。FW渡辺千真選手のシュートがDF陣に跳ね返され、後方にいたMF松下佳貴選手がボールを拾うとポドルスキにパスを預けました。ゴールにほとんど背を向けていたポドルスキですが、振り向きざまに左足一閃。GKの前でバウンドしたボールはゴール右隅に突き刺さりました。後半17分にはヘディングでゴールを挙げ2ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献し、世界レベルの力を見せました。

 20m以上離れた距離から振り向きざまにシュートを放ちゴールを奪った1点目は、FWとして持つべきある”意識”があったからこそ生まれたゴールでした。

 それは、”ゴールへの意識”です。

 ワンステップで強烈なシュートを放ったポドルスキ。多くの選手は松下選手からパスを受けたらシュートを選択しないと思います。常に”ゴールへの意識”を持っていたポドルスキだからこそ振り向きざまに左足を振りぬくことができたと思います。

 ”ゴールを意識”して奪った得点は大宮戦だけではありません。今年の3月22日に行われたイングランド代表との親善試合。この試合で引退することが決まっていたポドルスキは69分に中盤でパスを受け、迷わず左足で振りぬくと、ボールはゴール右上隅に突き刺さりました。試合はポドルスキのゴールで1-0でドイツ代表が勝利。代表最後の試合で有終の美を飾りました。

 常に”ゴールへの意識”を持っている選手は他にもいます。柏レイソルの攻撃を牽引するクリスティアーノやレアルマドリードに所属するクリスティアーノ・ロナウドなどは1試合にシュートを打つ本数がとても多く試合を見ていても常にゴールを意識しているなと感じます。

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