コラム

改めて知っておきたいウォーミングアップの重要性。 指導者は「選手の表情を見てメニューを変えられることが理想的」

2017年09月06日

ジュニアサッカーの現場にはさまざまな疑問や悩みがつきもの。指導者から子ども、そして保護者の方々が抱くものを、ファンルーツの指導者たちがアドバイスします。今回はウォーミングアップについての疑問をジュニア年代でどう指導していくのか、1つの疑問を解決します。

(再構成・写真●ジュニサカ編集部)

『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.31』より転載


Q

ウォーミングアップではどのような指導が必要でしょうか?


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指導者は「選手の表情を見てメニューを変えられることが理想的」

 ウォーミングアップは、練習や試合で最高のパフォーマンスを発揮するための心身の準備運動です。心配機能を高めること、筋肉を温めてほぐすこと、関節周りの動きを円滑にすることがフィジカル的な目的です。しっかりと行わないと筋肉系では肉離れ、関節系ではねんざなどケガの発生につながってしまいます。90分前後の練習ならば 10分程度、2時間の練習ならば20分程度の時間をつかい、しっかりと行いましょう。
 
 そして、メンタル面の準備も重要な要素です。ウォーミングアップの開始は、サッカー開始の合図。練習や親善試合などでも、保護者の方には遠くから見守っていただく形にして、選手が運動に集中できる環境を整えます。
 
 メニューに関しては、練習前、試合前、試合中の3つのパターンで少しずつ重視するポイントが違います。ただ、共通して言えることは、ウォーミングアップがチームや選手の雰囲気を高める役割を持っているということです。元気があるか、気が緩んでいないか、疲れていないか、そうした選手の表情を見てメニューを変えられるような柔軟性を持つのが理想的です。元気がなければ、鬼ごっこのようなメニューを取り入れて活気づけると効果的です。
 
 逆に練習に対する集中力が最初から高い場合には、いきなりボールを使って通常の練習メニューに近い形で始めた方がスムーズだと思います。
 
 細かい練習メニューは後述しますが、大きく分けて「練習」と「試合」では、ウォーミングアップのメニュー選択に違いがあります。
 
 練習前であれば、選手が飽きないような 工夫が必要です。毎回同じメニューにしてしまうと、どうしても惰性が強くなってしまうからです。ダラダラとウォーミングアップを行うのは、ケガの防止という面からも避けなくてはいけません。
 
 一方、試合前に関しては「いつもの」と言えるぐらいに選手がよく知っているメニューが好ましいです。初めて行うメニューは加減の分からないところもあるので、選手が混乱しかねません。
 
 少し余談になりますが、試合前のウォーミングアップは、周辺の準備(ドリンクの用意、荷物の整理など)も含めてある程度ルーティンにしておくのが良いと思います。プレー以外の面で気になることをできるだけ少なくしておくためです。
 
 たとえば、練習着でウォーミングアップを始める際に、試合用のユニフォームは必ず畳んで自分のリュックサックの上に置く。アップが終わったら、練習着をリュックに入れて着替える。そうした決まりを作っておくと、運動以外の部分がスムーズに進みます。
 
 些細なことですが、試合前のウォーミングアップでやることが決まっていると、各選手が同じ動きをすることになるので、チームとしての一体感が生まれるというのもメリットの一つです。

 

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