コラム

マタのプレーから学ぶ『スペースの使い方』。パス&ゴーの重要性を考える

2017年10月05日

今季、プレミアリーグで好スタートをきったマンチェスター・ユナイテッドでプレーするフアン・マタはパスを出した後に走ることを怠らない選手です。サッカーの基本である『パス&ゴー』はなぜ大切なのでしょうか。マタのプレーから『パス&ゴー』の重要性が見えてきました。

文●中澤捺生 写真●Getty images


パスを出した後、走ることを怠らないマタ

 トレーニングで『パス&ゴー』を行うサッカーチームはとても多いのではないででしょうか。ジュニア年代だけでなく大人からプロ選手までが取り組んでいる練習です。なぜ『パス&ゴー』はサッカーにおいて重要なのでしょうか。

≪フアン・マタのプレー集≫

 マンチェスター・ユナイテッドで主に右サイドハーフの位置でプレーしているマタはパスを出し後、走ることを怠りません。ボールを預けると、中に入っていったり、味方を追い越したりしている様子が動画を見ても分かると思います。

 パスを出した後、止まらずにスペースに走り続けることで、マタが居たポジションにはスペースが生まれます。右サイドでボールを持ったマタがボランチの選手にパスを渡して中に入る。右サイドバックのバレンシアが空いたスペースに走り込んでパスを受けたりするシーンは試合の中でよく目にします。『パス&ゴー』で、できたスペースを味方が上手く活かせるようになれば、攻撃の選択肢が増え、ディフェンスは狙いが絞りづらくなります。

 マタはパスを出した後、スペースに走り込んでいますが、ただ闇雲に走っているわけではありません。

(4分52秒~のプレー)でエレーラからのグラウンダーのクロスを上手く抑えてゴールを決めたマタですが、少し走るスピードを落として、シュートを打ちやすいタイミングを見計らい、中に入り込んでいることが見て取れます。パスを出したらスペースに「ただ走る」だけではなく、スピードを落とすのか、全力で走るのか。ディフェンダーの位置や試合の状況を見て考えながら走ることも大切になります。

 また、パスを出した後、ディフェンダーはパスを受けたボールホルダーに気を取られ、マークを外してしまうことが多いです。(3分45秒~のプレー)でマタが決めたゴールは、レスターシティDFクリスティアン・フクスがパスを受けたムヒタリヤンに気を取られ、マタのマークを外してしまったことで許した失点です。このシーンのマタの動きのようにパスを出した後、相手の目がボールホルダーに向いた瞬間に裏のスペースを活かすことが出来れば、大きなチャンスを生み出すことができるのではないでしょうか。

 今シーズン、プレミアリーグの7試合でマンチェスター・ユナイテッドが奪った得点は「21」。攻撃陣が好調な要因は『パス&ゴー』を怠らないマタがスペースを作り出しているからなのかもしれません。

 スペースを作り、攻撃の選択肢が増やすことができる『パス&ゴー』はサッカーにおいてとても重要なプレーです。パスを出した後、サボらずに走り続けたことでたまたま目の前にボールがこぼれてきてゴールを奪えた。というシーンもよくあります。練習から『パス&ゴー』を意識して取り組み、試合でできるようにしましょう。『パス&ゴー』で、できたスペースに闇雲に走り込むだけでなく、マタのように考えて走り、空いたスペースを上手く活かせるようになれば、より多くのチャンスを作れるようになるのではないでしょうか。

MANCHESTER, ENGLAND - DECEMBER 26:  Juan Mata of Manchester United during the Premier League match between Manchester United and Sunderland at Old Trafford on December 26, 2016 in Manchester, England.  (Photo by Gareth Copley/Getty Images)

 

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