コラム

ボランチは”前を向く意識”が大切! ブラジル代表MFが見せる「理想的なボールの受け方」

2017年10月26日

ブラジル代表のフェルナンジーニョという選手は知っていますか? あのジョゼップ・グアルディオラが監督を務めるマンチェスター・シティの主力選手です。ただ、試合でたくさんゴールを決めたりする選手ではないので、あまり日本では認知されていないかもしれません。しかし、実際に試合を見てみると『アンカー』としてチームのポゼッションサッカーを支える重要な役割を担っていることがわかります。今回はそんなフェルナンジーニョのプレーを参考にMFやボランチの仕事について考えます。

文●前田快/ジュニサカ編集部 写真●Getty Images


Manchester City v Everton - Premier League

 マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督は、ポゼッションサッカー標榜する指導者たちの旗手的存在です。この戦術家が追求するサッカー支えているのが、ブラジル代表MFフェルナンジーニョです。フェルナンジーニョは、不動のレギュラーとして、クラブでは『アンカー』の役割を担っています。豊富な運動量でスペースを埋めながら、シンプルなパスで攻撃のスイッチを入れるプレーが特徴的です。

 英メディア『BBC』のデータによれば、シティがプレミアリーグ第8節ストーク・シティ戦で記録したボール保持率は実に「79%」。前半に限れば「83.5%」にまでのぼっており、「おそらく今季プレミアリーグで最も一方的な45分間」だったと記されています。このように高いボール支配率を維持するためにはボールロストしてからすぐにボールを奪いにいくアグレッシブな守備が求められます。

 フェルナンジーニョは、ディフェンスと中盤のスペースを埋め、相手からボールを奪取することに長けた選手です。アンカーには、守備能力の高さが求められるのは言うまでもないでしょう。しかし、グアルディオラ監督が目指すサッカーにおいて求められるのはパスの中継役です。

 アンカーはディフェンスラインの前にポジショニングして、ボールを引き出すことが仕事のひとつ。動画でも、フェルナンジーニョが何度も中盤で顔を出してボールを受けるシーンが見受けられます。

 フェルナンジーニョの真骨頂は、DFからボールを受けたあとのターンにあります。ボールを受けて、ただDFに返すだけでは相手ゴールには近づきません。もちろん、攻撃のリズムを整えたり、相手いなすという観点からは、ワンタッチでDFに返すことも時には重要です。しかし、MFの重要な役割として攻撃の“スイッチ”を入れるプレーも求められます。

 やはり、ボールを受けて前を向くことができる場面では、なるべく前を向いて前線にボールを配給する必要があります。そして、この前を向くプレーはジュニア世代の子どもたちにすごく参考にしてほしいプレーです。

 右サイドバックからボールを受ける場合は、逆サイドと前線が同時に見えるように左足でトラップをして、左サイドからボール受けるときは右足でトラップするようにして、ボールにふれる前から“前を向く意識”を持っているのが動画を見ていても感じ取れます。

 ビルドアップの場面で、MFがボールを受けにくることはサッカーにおいてセオリーです。ただボールを受けるだけでなく、“前を向く意識”を持つことや状況を認知してプレーを判断するプレーは、日本のサッカー少年・少女たちにも参考にしてほしいプレーです。

≪フェルナンジーニョのプレー集≫

 

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