フィジカルトレーニングはジュニア年代の練習から取り入れるべき?
2017年12月14日
サッカー練習メニュー一定の強度のトレーニングを保つことを心がける
図2の練習は、マーカーの間隔の違う2本のコースを用意し、コーチの合図で一斉にスタートします。ジグザグにドリブルをして、先にシュートをした選手は、すぐにディフェンダーとして、もう一方のコースからドリブルしてくる選手と1対1の勝負をするというものです。このように競争形式のトレーニングにすると、子どものモチベーションも自然とあがり「勝ちたい!」という気持ちが練習の強度を高いものに引き上げてくれることでしょう。
ドイツの子どもは、競争形式の練習にすると、絶対に勝ちたいという意識が高まって、負けると悔し涙を流すほどです。勝負にこだわると、心拍数が120くらいにしかあがらない練習メニューでも140以上に引き上げることができます。
さらに、練習の最後に行われることの多いミニゲームでも、小学校の校庭のようにチームの人数に対して狭いスペースのコートしか作れない場合は、1チームあたりの人数を増やして窮屈な状態でゲームをすると運動量が落ちますので、適正な人数のチームを複数作り、試合のないチームはコーディネーショントレーニングを実施するようにします。
また、水分補給の時間やトレーニング間の準備時間でも、休憩にはせず、水を飲み終わったら、すぐにリフティングやゴールのクロスバーにボールを当てるゲームのような、その場ですぐに取り組むことのできるエクササイズを用意しておきます。
このように、練習の最初から最後まで一定の強度のトレーニングを保つことを心がけ、練習の最後には静的ストレッチをしてクールダウンをするという流れで行います。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
- 【AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024】U-17日本女子代表メンバー発表!2024.04.15
- 「JFAナショナルトレセンU-12関西」が開催!2024.04.11
- 「東北トレセンU-13」が開催!2024.04.10
- 【AFC U23アジアカップ カタール2024】U-23日本代表メンバー発表!2024.04.08
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.17
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.17
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.17
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.17
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.17
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
ADVERTORIAL
ジュニアサッカー大会『2024'DREAM CUPサマー大会in河口湖』参加チーム募集中!! |
人気記事ランキング
- 【AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024】U-17日本女子代表メンバー発表!
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- ジュニア年代にも大切なトップ選手の共通点は?“自重コントロール”の重要性【フィジカルのプレーモデル】
- 興味と探求心を育む松井大輔の指導「個人戦術を身につけることができれば…」横浜FCスクール初指導で子どもたちに伝えたこと
- 「2023ナショナルトレセンU-14 (後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例
- 「2023ナショナルトレセンU-13 関東」参加メンバー発表!
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- U-18日本代表、スペイン遠征参加メンバー発表!湘南ベルマーレ・石井久継も選出