全少での躍進、逆転劇に見る太陽スポーツクラブの一貫した育成とは

2017年12月28日

(取材・文・写真●中澤捺生/ジュニサカ編集部)

 12月25日(月)に開幕した「第41回全日本少年サッカー大会」はラウンド16までの日程が終了し、ベスト8が出揃いました。

 同大会には、太陽スポーツクラブが鹿児島県代表(※チーム名:太陽スポーツクラブU-12。以下、太陽SC)と宮崎県代表(チーム名:太陽宮崎SC)として出場。太陽SCは鹿児島県勢10年ぶりのベスト16に進出、太陽宮崎SCは”優勝”経験もある名古屋グランパスを大逆転で撃破するなど、「太陽スポーツクラブ」の大健闘が光りました。

 26日(火)に行われた、1次ラウンド第2戦。初戦の名古屋グランパスで0-2から大逆転で勝利し、第2戦のアバンツァーレ山形戦に臨んだ太陽宮崎SCは前半、1点のリードを許し、ハーフタイムを迎えました。
 
 すると、ハーフタイム中、太陽宮崎SCは円陣になり子どもたちだけで話し合いをはじめました。

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【0-1のビハインドで折り返したアバンツァーレ山形戦のハーフタイム。円になり、話し合いをする太陽宮崎SCの選手たち】

 円陣では「1戦目の名古屋グランパス戦と比べてボールへ寄せるスピードが遅いから後半はもっと走っていこう」と、キャプテンの9番・谷口陽翔くんがチームメイト全員に伝えていました。

 太陽宮崎SC、清水寿郎監督はこの指導の意図について以下のように話します。

「基本的にプレーをするのは子どもたちです。指導者がいくら言っても、結局、本人たちがプレーをします。チームのダメな部分を選手たち自身がピッチ上で修正できるようしないといけません。だから、日頃から子どもたちだけで話し合わせるようにしています」

 このシーンが示すように、太陽スポーツクラブは「仲間と協力することの大切さを子どもたちに理解させること、ピッチの中で子どもたちだけで考えて、判断ができるようにすること」を重点に置き、指導をしています。

 遠征やホームステイ、太陽スポーツクラブ(は九州を中心に21ヵ所に所在。)だけの大会を開いたり合宿をしたりと、多くの子どもたちと交流の場をつくり、仲間との協調性を養っています。

 そういったコンセプトで指導してきた成果は全国大会の舞台でも表れていました。

 ハーフタイムに子どもたちだけで話し合いを行い、一致団結した太陽宮崎SCはアバンツァーレ山形戦の後半、素早い出足からボールを奪いチャンスを作り始めると、一気に逆転し1次ラウンドで連勝を飾りました。

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【2試合連続で逆転で勝利を飾った太陽宮崎SCの清水寿郎監督】

 27日(水)に行われた第3戦の西宮SS戦で敗れ、太陽宮崎SCは決勝トーナメントに進出することはできませんでしたが、清水寿郎監督は「3戦目は敗れましたが、仲間と協力できていなかったら名古屋グランパスとアバンツァーレ山形には、勝つことができなかったです。仲間との信頼関係があったからこそ、逆転することができました」
 
 また、ラウンド16で大宮アルディージャにPK戦の末に惜しくも敗れたものの、鹿児島県勢として10年ぶりに決勝トーナメントに進出した太陽SC、久保健監督も「指導の成果はでていると思います。子どもたちだけで判断し、コートの中で流動的なポジションチェンジをしていますね。子どもたちのプレーを見ていると、自由に伸び伸びしていると思います」と、話しました。
 
 共にベスト8に残ることはできませんでしたが、両チームの選手たちは個々で考えて判断しながらプレーをしたり、仲間と協力し合ったりと、太陽スポーツクラブで学んだ成果を全国大会の舞台で存分に発揮していました。


 

【試合結果】第41回全日本少年サッカー大会 特設ページ【取材日記】

 


 

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