「ズバッと通すスルーパス」を出す方法は? スペインが誇るパサーが見せる“ある動作”

2018年01月18日

サッカーエンタメ最前線

チェルシーの中盤で攻撃のタクトを振る、スペイン代表MFセスク・ファブレガス。セスクは決して体が大きいわけでも、スピードがあるプレイヤーでもありませんが、卓越したパス能力でチェルシーやスペイン代表を引っ張ってきました。セスクのプレーには、ジュニア世代の子どもたちに参考にしてもらいたいパスの基本が詰まっています。セスクのスルーパスを参考に、パスの基本を考えてみましょう。

文●前田快/ジュニサカ編集部 写真●Getty Images


Chelsea v Middlesbrough - Premier League

 サッカーにおいて体の強さやスピードは注目すべき選手の能力です。体の強いボランチの選手は相手からボールを奪いやすくなります。また、スピードがあるとそれだけ速く相手に寄せることができます。このようにボランチでプレーする場合、スピードなど運動能力が優れていることに越したことはありません。

 しかし、フィジカルやスピードが劣っていてもボランチとして活躍することはできます。スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、決して体格に恵まれていたり、スピードがあるわけではないですが、スルーパスを武器にチームの中心として長年活躍しています。

 では、セスクのようなスルーパスを蹴るためには何を心がければいいのでしょうか。セスクにプレーにはとても重要なパスの基本が詰まっています。

≪セスクのプレー集≫

 動画では、セスクが多くのスルーパスを通しています。スルーパスのシーンを見ていると、気づくことがあります。それは、セスクは必ずパスを出す前に顔を上げてパスをする方向を見てボールを蹴っているということです。

「足元ばかりを見てプレーはしてはいけない」と指導を受けたことがある子どもたちも多いのではないでしょうか。なぜ足元をばかりを見てはいけないのかというと、それは顔を上げて味方や相手の位置を確認することができなくなってしまうからです。

 顔を上げてプレーするという基本をおろそかにしていると、余裕を持ってボールを持つこともできません。セスクは、相手からのプレッシャーがかかっている場面でも、顔を上げてパスコースを探しています。

 もちろん、ボールをもらう前に顔を上げて状況確認することはとても大事です。しかし、選手たちは絶えずポジションを変えています。いざボールを受けてパスを出すときに、ボールをもらう前のイメージしていたところにボールを蹴っても味方がいないかもしれません。

 キックミスというのは、キックの技術力不足だけではなく、しっかり顔を上げてパスする方向を見れているのかということと密接に関わってきます。技術の向上だけではなく、このような視野の部分も意識しながらプレーをしてみましょう。

 また、動画内でセスクはインサイドキックだけではなく、アウトサイドキックでスルーパスを出している場面を何回も目にします。アウトサイドでボールに回転を少しかけながらパスをすると、インサイドで蹴るときよりもスピードが遅くなります。すると、裏に走っているFWが追いつきやすくなります。

 このようにセスクは、キックの使い分けもうまくしています。ただ、忘れてはいけないのは、彼は必ずパスする方向を確認しながら蹴っているということです。顔を上げて、パスする直前の前線の選手たちのポジションによって、どのようなキックを選択するのかという判断をしているのです。

 スルーパスの名手であるセスクは、ボールを蹴るときに必ず蹴る方向を見ています。しっかりとパスをする相手を見ることはパスの基本です。ここをおろそかにしていたら、セスクのようなスルーパスは出せません。ジュニア世代の子どもたちは、改めてこの基本を考えながら、練習してみましょう。

 

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