「オフ・ザ・ボール」でスペースを作る方法。リヴァプールFWが見せる”黒子の動き”とは?

2018年01月25日

サッカーエンタメ最前線

今季、無敗だったマンチェスター・シティを止めたのはユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールでした。その試合で活躍したサディオ・マネ(セネガル代表)、モハメド・サラー(エジプト代表)の両ウィンガーはカウンターを武器とするリヴァプールで絶対的な存在です。今シーズンのリーグ戦では2人で「24」ゴールを奪っています。そんな彼らを陰ながら支えている選手がいます。それはロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表)です。今回は黒子役としてチームを支えるフィルミーノの動きを紹介します。

文・写真●中澤捺生/ジュニサカ編集部、Getty Images


LIVERPOOL, ENGLAND - FEBRUARY 25:  Roberto Firmino of Liverpool in action during the UEFA Europa League Round of 32 second leg match between Liverpool and FC Augsburg at Anfield on February 25, 2016 in Liverpool, United Kingdom.  (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

”黒子役”としてリヴァプールの攻撃を活性化

 爆発的な攻撃力を誇るリヴァプール。プレミアリーグでは54得点(第24節終了時点)。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージの6試合ではパリ・サンジェルマン(25得点)に次ぐ23得点を記録しています。

 マネ(セネガル代表)やサラー(エジプト代表)といったスピードスターを生かした”カウンター”を武器に高い攻撃力を発揮し、第23節ではマンチェスター・シティ相手に4ゴールを奪い無敗記録をストップさせました。

 カウンターを武器とするリヴァプールには絶対的な存在、両ウイングのマネ(6点)とサラー(18点)はプレミアリーグで「24」ゴールを奪っています。そんな2人のスピードスターが、なぜリヴァプールで生き生きとプレーできるのか。ユルゲン・クロップ監督の代名詞である”ゲーゲンプレス”が浸透したことも理由の1つですが、”黒子役”として貢献しているある選手がいることも大きな要因です。

 ある選手とは、リヴァプールのフォワードでプレーをしているフィルミーノ(ブラジル代表)です。

 両ウイング(マネとサラー)の最大の武器はスピード。フィルミーノはそのスピードを生かすために必要になってくるスペースを作ったり、中盤に下がってボールを引き出す動きを試合中に何度も行っています。

 例えば、上記の動画38秒~(レスターシティ戦)のシーンです。中盤の選手にパスを出し、右サイドから中にダイアゴナルラン(斜めの動き)をしたサラー。中央にいたフィルミーノは1mほど下がって、パスを貰いにいきました。すると、ディフェンダーがマークに付いてきたことで、ゴール前にスペースが生まれ、サラーがそこに走り込みゴールを奪いました。

 このように、フィルミーノは中盤下がったり、両ワイドに流れたりと、オフ・ザ・ボールの動きでスペースを生み出します。そのスペースに両ウイングのマネやサラー、インサイドハーフのエムレ・ジャン(ドイツ代表)やジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表)が飛び込み、チャンスを作りだします。ピッチ上で自由に動くフィルミーノがいることが、リヴァプールの高い攻撃力につながっています。

 もちろん、フィルミーノ自身も”黒子役”に徹しているわけではありません。ボールを持っては、ドリブルを仕掛け「タメ」て、両ウィンガーが上がる時間を作ったり、サイドに展開し、自らエリア内に走ってゴールを奪ったりと、リヴァプールの貴重な得点源にもなっています。スペースを作り出すオフ・ザ・ボールだけでなく、パス&ゴーやゴール前でのテクニックなどもフォワードとして参考になる選手です。

 オフ・ザ・ボールでスペースを作り、スピードのある両ウィンガーを生かして、リヴァプールの攻撃に厚みを加えているフィルミーノ。中盤に降りたり、サイドに流れたりと、どのようにしてスペースを作っているのか。上記の動画や試合を観て参考にしてみてください。


 

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